宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

白石産ササニシキの復活を支援しています

2016年08月10日 18時31分37秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 昭和を代表する銘柄米「ササニシキ」を,白石市が地域のコメとして復活させるプロジェクトを始めました。ササニシキは作付面積こそ減っていますが,食味で日本一になったこともあるおいしいお米です。
 今年は5名の生産者がこのプロジェクトに参加しており,普及センターの栽培指導のもと栽培管理に当たっています。平成28年7月22日これまでの生育経過を確認し,今後の肥料のさじ加減や病害虫対策を検討するため,現地検討会を開催しました。
 5名の熱意あふれる生産者は,ひと株ごとに丈を測り,茎の数を数え,稲の栄養状態を知るため葉の色を確かめるなど,試験場の専門家顔負けの「生育調査」を行い,消費者に喜んで食べてもらえるコメをどう栽培すればよいか検討しました。
最後に,間もなく「稲穂」となる幼穂と呼ばれる部分の長さを測定し,「穂が出るまであと何日くらいかなあ」と顔をほころばせていました。

「葉色は…?」

「出穂はいつ…?」

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター   
 TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

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ミニトマトの現地指導会が開催されました

2016年08月10日 10時22分19秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 JAいしのまきミニトマト部会は県内一の産地で,4地区の支部で構成されており,講習会や現地検討会を開催し会員相互の栽培技術向上を図っています。平成28年7月21日河北北上支部の現地指導会が開催されました。
 出荷は5月下旬から始まっており,収穫作業が追いつかず穫り負け気味のほ場もありましたが,全体的に生育状況は順調でした。
アザミウマやコナジラミ等の害虫が発生しはじめており,葉かび病やうどんこ病が散見されたため,必要に応じて薬剤防除を徹底するように指導しました。収穫は10月中旬頃まで続きます。
 普及センターでは関係機関と連携して,今後も安定生産に向けて支援していきます。

 生育状況をしっかり確認




<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-1435  FAX:0225-95-2999

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JAみやぎ仙南の干し柿部会が現地検討会を開催しました

2016年08月10日 08時38分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成28年8月4日JAみやぎ仙南白石地区干し柿部会は,干し柿の材料となる柿園の現地検討会を開催し,今年の生育状況について情報交換を行いました。
 干し柿部会員は,白石市特産の干し柿に適している品種「蜂屋」を中心に栽培しており,収穫した柿は干し柿に加工して全国に出荷しています。
 干し柿部会員らは2箇所の柿園を訪問し,今年の柿の生育状況や病害虫の発生状況について,営農指導員の説明を聞き意見交換を行いました。
 昨年の豊作の影響から裏年となる今年は着果数の少ない樹が多いこと,重要病害のひとつである炭疽病の発生が平年に比べて少ないことなどが確認できました。
 部会員らは病害の発生が少ないことから,秋の収穫に期待を膨らませています。


炭疽病のついた新梢

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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