平成28年8月22日に富谷町ブルーベリー生産組合が,農業・園芸総合研究所(名取市)でブルーベリーの視察研修会を開催しました。富谷町ブルーベリー生産組合は,現在23人の生産者で構成されており,せん定講習会や視察研修会など高品質なブルーベリー生産を目的に活動しています。
当日は10人の生産者が参加し,「ラビットアイブルーベリー(以下「ラビットアイ」という)」の有望品種や自動かん水装置,芽傷処理などの技術について学びました。
「ラビットアイ」は,土壌適応性が広く排水の悪いほ場でも比較的栽培しやすいと言われているタイプのブルーベリーです。収穫期間が8月上旬~9月中旬頃までであり,富谷町で主に栽培されている「ハイブッシュブルーベリー」(収穫期間:6月中旬~7月下旬頃まで)の後に収穫期を迎えます。講師の柴田研究員からは,「ラビットアイ」について,「寒さに弱いという特性や食味が良くなかったことからあまり普及してこなかったが,農業・園芸総合研究所でも問題なく栽培できているし,近年では良食味の有望な品種も出てきた」という説明がありました。いくつかの品種を試食させてもらい,生産者からは「美味しいし,粒も大きい。栽培も簡単そうだ」などの声が聞かれました。また,自動かん水装置による試験樹や芽傷処理した樹の生育状況も見学し,試験されている樹の生育の良さに驚きの声も聞かれ,早速技術を取り入れたいといった前向きな姿も見られました。
今回学んだ知識や技術を現場で活用できるよう,普及センターは今後もブルーベリー栽培を支援していきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp
当日は10人の生産者が参加し,「ラビットアイブルーベリー(以下「ラビットアイ」という)」の有望品種や自動かん水装置,芽傷処理などの技術について学びました。
「ラビットアイ」は,土壌適応性が広く排水の悪いほ場でも比較的栽培しやすいと言われているタイプのブルーベリーです。収穫期間が8月上旬~9月中旬頃までであり,富谷町で主に栽培されている「ハイブッシュブルーベリー」(収穫期間:6月中旬~7月下旬頃まで)の後に収穫期を迎えます。講師の柴田研究員からは,「ラビットアイ」について,「寒さに弱いという特性や食味が良くなかったことからあまり普及してこなかったが,農業・園芸総合研究所でも問題なく栽培できているし,近年では良食味の有望な品種も出てきた」という説明がありました。いくつかの品種を試食させてもらい,生産者からは「美味しいし,粒も大きい。栽培も簡単そうだ」などの声が聞かれました。また,自動かん水装置による試験樹や芽傷処理した樹の生育状況も見学し,試験されている樹の生育の良さに驚きの声も聞かれ,早速技術を取り入れたいといった前向きな姿も見られました。
今回学んだ知識や技術を現場で活用できるよう,普及センターは今後もブルーベリー栽培を支援していきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp