宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

今年もおいしいりんごを!加美郡りんご協議会 現地検討会開催

2016年08月02日 19時44分25秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
平成28年7月19日に加美郡りんご協議会現地検討会が各会員のほ場にて開催され,11名の会員が参加しました。
加美郡りんご協議会は昭和50年に結成されて以来,加美郡内のりんご生産振興を目的に掲げ,各町,JA等の支援を受けながら活動しています。毎年,現地検討会,せん定研修会,防除検討会などを開催し,高品質なりんごの生産に向けて会員の技術向上を図っています。
現地検討会では,農業・園芸総合研究所の鵜飼上席主任研究員を講師に迎え,参加者のほ場を巡回し,栽培管理状況や病害虫の発生状況について検討を行いました。今年は開花初期に一時低温に遭遇しましたが,果実肥大は平年よりやや進んでいます。
 巡回後,農業・園芸総合研究所からは今後の栽培管理について,普及センターからは作況調査ほの果実肥大状況等について情報提供しました。会員からは病害虫防除や摘果・剪定の効果的な方法等について多くの質問が出され,有意義な検討会となりました。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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高機能玄米「金のいぶき」の現地検討会が開催されました

2016年08月02日 11時17分54秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
平成28年7月8日にJAいしのまき主催による高機能玄米「金のいぶき」の現地検討会が開催されました。「金のいぶき」は古川試験場で「たきたて」と「めばえもち」を交配してできた新しい品種です。最大の特徴は,GABA(γ-アミノ酪酸)などの栄養を多く含む胚芽が大きいことです。そのため「金のいぶき」のGABA含量は「ひとめぼれ」の約3.5倍もあります。さらに,従来品種の玄米食ではぼそぼそ感があり,通常と同様に炊飯できないという難点がありましたが,「金のいぶき」は通常の白米モードでの炊飯が可能で,食味ももっちり感があり,胚芽がプチプチしていて食感が良い特徴があります。一方,栽培面では県内で広く作付けされている品種と異なる点も多いことから,今後の作付け拡大に合わせて,普及センターからも技術情報の発信を積極的に行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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