宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「とみや国際スイーツ博覧会」が開催されました

2017年11月02日 17時39分40秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
富谷市は,平成28年度の市制施行により,「スイーツのまち」をシティブランドとして確立させる取組を行っています。その取組の一つとして,昨年度に引き続き「とみや国際スイーツ博覧会」が富谷市内で10月28・29日に開催されました。博覧会には,富谷市内のスイーツ店をはじめ県内外の全国の有名店が出店し,富谷の特産品であるブルーベリーやシャインマスカット,いちじくなどの旬の食材を使った「とみやスイーツ」も販売され,大勢の顧客で賑わいました。
 富谷市では,「とみや国際スイーツ博覧会」の開催のほか,シティブランドの確立に向けオリジナル道の駅「スイーツの駅」の整備も検討されており,ブルーベリーの生産拡大や新たな特産品の産地育成を推進しています。
 普及センターでは,平成28年から「安定供給が可能なブルーベリー産地及び新たな果樹産地の育成」というプロジェクト課題に取り組んでおり,今後もブルーベリー等果樹生産者の栽培技術の向上支援等を通して,富谷市の「スイーツのまち」づくりを支えていきます。
   

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296

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「いしのまき米」の新米試食会が開催されました

2017年11月02日 14時40分23秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成29年10月12日いしのまき農業協同組合本店におきまして,「平成29年度産JAいしのまき米新米試食会」が開催されました。試食会には,関係機関をはじめ農業者や料理店及び旅館組合の代表者等が招待されました。
 松川組合長からは,「今年度は低温・日照不足に見舞われ,収量・品質とも心配していたが,現在までの一等米比率は90%以上と一安心している」とのあいさつがありました。
 試食会では,環境保全米の「ひとめぼれ」,「ササニシキ」と新品種「だて正夢」が提供され,初めは品種名を伏せて提供されたため,これは「ひとめぼれ」だ,これは「だて正夢」だなどの声が各テーブルから聞かれました。答えが紹介されると,「やっぱりそうだ」,「ぜんぜんわからなかった」など,会場は盛り上がりました。
 試食した方の感想は,「天候不順で心配したが今年の新米もおいしい」,「だて正夢はモチモチしておいしい」など,いずれも好評でした。

<連絡先>
宮城県
石巻農業改良普及センター
  TEL:0225-95-7612
  FAX:0225-95-2999

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収穫開始前に十分な樹勢確保を!-JAいちご部会現地検討会開催-

2017年11月02日 13時11分45秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成29年10月27日(金)に,JA栗っこいちご部会によるいちご現地検討会が開催されました。今回の検討会には生産者7名と,JA栗っこ,農業・園芸総合研究所と普及センターから5名の合計12名が参加しました。
 参加者は,生産者全員の圃場を巡回し,定植後の生育状況を確認しながら,今後の栽培管理と病害虫防除のポイントについて,農業・園芸総合研究所と普及センターから説明を受けました。
 栽培管理については,各圃場により定植時期がまちまちで生育状況にも差が見られたことから,それぞれの圃場毎に温度管理や灌水方法及び電照の開始時期や方法について参加者からの意見や質問を交えながら検討が行われました。
 農業・園芸総合研究所からは,今年産のこれまでの生育傾向について,8月の日照不足で苗の充実が不十分だったため花芽分化及び定植後の生育にばらつきが見られたこと,定植後は例年と較べ10月の寒さが例年より早かったため葉の展開が遅いといったことが話されました。本格的な寒さが来る前の対策として,温度管理や灌水及び電照を上手に行うことで株の充実を図り,収穫開始までに十分な樹勢を確保するようアドバイスを受けました。
 また,今年の育苗期間に親株から十分なランナーが発生させられなかった事例が見られたことから,11月に配布される親株の管理についても説明を受けました。
 今回の検討会では,生産者同士で今後の栽培管理や病害虫防除の方法などを確認したり情報交換する場面が多くあり,生産者一人一人が刺激を受け,今後の出荷開始へ向けての栽培管理に対する意識が高まりました。


現地検討会の様子

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144

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継続は力なり!300回以上続く子牛共励会。

2017年11月02日 11時36分59秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 当石巻農業改良普及センター管内には河南,桃生,河北,北上,東松島と5つの和牛改良組合があります。各改良組合ではそれぞれ研修会や優良子牛の地域内保留への助成等,優良で斉一性の高い子牛生産に向けて活動しています。
 その中でも組合役員と関係機関が連携して行う子牛共励会では,毎月1回,県の改良方針に基づき指定交配されて生産された子牛を市場出荷前に審査しています。それにより,子牛市場での評価を高め,また,特に優秀な雌子牛については自家保留,地域内保留を進めていき次代の優良繁殖雌牛を確保するための重要な役割を担っています。
 共励会の際は,子牛を審査するだけでなく,飼育のポイントや情報交換を行いながら巡回し,飼養技術の向上にも努めています。中でも河南町和牛改良組合の子牛共励会は300回を超えて開催されており,10月10日に開催された共励会では,審査した子牛4頭全てが合格(A2級3頭,A3級1頭)となり,子牛の評価はますます高くなっています。
 今後も継続の力を優良子牛生産の力に変えて,管内で生産される子牛の評価がさらに高まるよう続けられていきます。


<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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