宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ農業未来塾「農産物販売力向上視察研修会」を開催しました

2017年11月30日 13時58分25秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成29年11月21日,みやぎ農業未来塾を開催し,東松島市の「有限会社アグリードなるせ」,「株式会社イグナルファーム」の視察研修を行いました。
 「有限会社アグリードなるせ」では,安部俊郎社長より農業の6次化や今後の展望を伺った後,農産物加工施設「NOBICO」を視察しました。製品に地域名を冠するだけではなく,農福連携にも取組んでおり,農業を守り地域を発展させる理念に参加者は感銘を受けていました。 
 「株式会社イグナルファーム」では,トマトの栽培施設を視察しながら,阿部聡社長,星名大地常務より法人化の利点やグローバルGAPの取組みを伺いました。GAPの導入には経費がかかりますが,取引先や従業員からそれ以上の信頼が得られ,メリットが大きくなることなど,実践者ならではの話も聞くことができました。
 どちらの法人も青年農業者の育成に関しては並々ならぬ熱意を持っており,今回の参加者に対しても「いつでも相談に来ていい」とのことで,宮城県のトップレベルの経営を学ぶだけではなく,その経営者とのつながりを築く大変貴重な研修会となりました。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 
 地域農業班
 TEL:0229-91-0727   
 FAX:0229-23-0910




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平成29年度大日本農会農事功績者表彰「緑白綬有功賞」受賞

2017年11月30日 09時40分14秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成29年11月15日に公益社団法人大日本農会による農事功績者表彰が,総裁でおられる秋篠宮殿下の御臨席のもとで東京都の石垣記念ホールで行われ,加美町の佐々木郁郎氏(有限会社平柳カントリー農産 専務取締役)が,緑白綬有功賞を受賞されました。
 この表彰は大日本農会が明治27年から行っている表彰事業で,これまで13,740名が表彰されています。
 農業者が対象となる表彰は「紫白綬有功賞」と「緑白綬有功賞」があり,佐々木氏が受賞した「緑白綬有功賞」は,農業改良の奨励または実行上顕著な功績を上げ,地域農業の発展に貢献し,相応の農業所得を得ている農業者等を表彰しています。
 今回,全国で66名が表彰され,宮城県では佐々木氏が唯一の受賞となりました。
 佐々木氏は,地域特産であるエノキダケの産地育成や飼料用米等の高い栽培技術など,長年の功績が認められ,表彰されました。
 積み重ねられた功績に深く敬意を表しますとともに,今後も地域農業のみならず,県内のモデル経営体として,益々,御活躍されることを祈念いたします。

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