平成30年6月27日にJA加美よつばによる第1回大豆現地検討会が,加美町平柳地区ほか2地区のほ場で開催されました。検討会には生産者の他,関係者としてJA加美よつば,BASFジャパン株式会社及び普及センターの担当者が参加しました。
本検討会では,ほ場で大豆の生育を確認した後,今後の肥培管理などについて指導が行われました。大豆の生育状況は,播種後の天候が乾燥傾向となったことから出芽が遅れ,さらに出芽後の気温が低かったことなどから生育の遅れが見られました。
普及センターから今後の管理として,倒伏軽減などを目的に中耕・培土を2~3葉期及び6~7葉期を目安に2回行うこと,除草剤散布は,雑草の発生を見ながら,雑草の小さい時期に散布するよう指導しました。
BASFジャパン株式会社の担当者からは,除草剤の使用方法・使用上の注意点などについて説明がありました。
生産者は大豆栽培に関する悩みや気になっていることなど意見交換することができ,有意義な検討会となったようです。普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,大豆の安定生産のため継続して支援していきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910