宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆現地検討会が開催されました。

2018年07月04日 17時43分39秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年6月27日にJA加美よつばによる第1回大豆現地検討会が,加美町平柳地区ほか2地区のほ場で開催されました。検討会には生産者の他,関係者としてJA加美よつば,BASFジャパン株式会社及び普及センターの担当者が参加しました。
 本検討会では,ほ場で大豆の生育を確認した後,今後の肥培管理などについて指導が行われました。大豆の生育状況は,播種後の天候が乾燥傾向となったことから出芽が遅れ,さらに出芽後の気温が低かったことなどから生育の遅れが見られました。
 普及センターから今後の管理として,倒伏軽減などを目的に中耕・培土を2~3葉期及び6~7葉期を目安に2回行うこと,除草剤散布は,雑草の発生を見ながら,雑草の小さい時期に散布するよう指導しました。
 BASFジャパン株式会社の担当者からは,除草剤の使用方法・使用上の注意点などについて説明がありました。
 生産者は大豆栽培に関する悩みや気になっていることなど意見交換することができ,有意義な検討会となったようです。普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,大豆の安定生産のため継続して支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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水稲防除研修会が開催されました。

2018年07月04日 17時31分32秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

平成30年6月18日にJA加美よつばによる水稲防除研修会が,JA加美よつば営農センターにて開催されました。研修会には生産者の他,関係者としてJA加美よつば及び普及センターの担当者が参加しました。
 普及センターからは,斑点米カメムシの生態及び防除対策,除草剤の使用方法,イネもみ枯細菌病及びイネばか苗病の対策について指導を行いました。斑点米カメムシについては,県内ではアカスジカスミカメの被害が多く,イヌホタルイなどのカヤツリグサ科で繁殖するため,雑草の防除を徹底すること,除草剤の使用方法については,ほ場に発生している雑草を知り,それに適した除草剤の使用方法を守るといった基本を遵守すること,イネもみ枯細菌病については,種子伝染性で高温性の病害で,種子消毒,催芽・出芽時の温度管理に気をつけること,イネばか苗病については,本田において罹病した株から胞子が飛散し感染することから,採種ほ以外にも周辺ほ場での防除が重要で,種子消毒,育苗管理の温度管理に気をつけるよう指導しました。
 普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,水稲の安定生産のため継続して支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 

  先進技術班TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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みやぎ農業未来塾「農産物販売力向上研修会」を開催しました。

2018年07月04日 17時30分46秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 大崎農業改良普及センターでは平成30年6月19日にみやぎ農業未来塾を開催しました。大崎地域の若手農業者9名が参加し,山形県天童市のねぎびとカンパニー株式会社の現地視察を行いました。ねぎびとカンパニー株式会社は商社のグループ会社7社の代表取締役を全て辞任し,Iターン就農からわずか4年で新規就農者日本一のねぎ栽培面積を達成した清水寅氏が平成26年に設立した会社です。10本1万円の贈答用ねぎ「真の葱」を筆頭としたブランド化戦略,芋煮をアレンジした「葱煮」を提案してねぎ料理のすそ野を広げるなど,他に類を見ない販売戦略で急成長している会社です。
 参加した青年農業者達は清水社長との直接の質疑の後にほ場を視察し,栽培技術やブランド化戦略,経営理念について熱心に学びました。帰路では「大変面白い話を聞かせてもらった。」や「家に帰ったらすぐ実践したい。」などの感想が聞かれ,大変有意義な研修となりました。

 <連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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