宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

たまねぎの育苗巡回指導を実施しました

2021年02月02日 17時03分30秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 仙南地域では機械化体系による加工・業務用たまねぎの生産拡大に取り組んでいます。
  既に定植されている一般的な秋まき栽培に加えて,当地域では11~12月には種を行う晩秋まき栽培,1月に播種を行う春まき栽培に取り組んでおり,現在ビニールハウスの中で育苗が行われています。
 1月27日(水)にJA,農業・園芸総合研究所露地野菜チーム,普及センターの職員が現在育苗中のほ場7カ所を巡回して現在の生育状況を確認し,今後の管理について指導を行いました。
 育苗中の苗は3月上~下旬に定植を行う計画で今年は5.8ha程度の作付けが見込まれています。安定した収量確保と今後の作付け拡大が期待されます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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女性農業者がコミュニケーションを学ぶ研修会を開催しました

2021年02月02日 14時15分15秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 近年,女性農業者が雇用管理を担うケースが増えてきており,マネジメント能力の向上が必要となっています。美里農業改良普及センターでは,女性農業者のスキルアップを支援するために,コミュニケーションや労務管理について学ぶ全2回の講座を企画しました。
 第1回講座は令和3年1月25日に行われ,仙台市でコーチング専門会社を営む株式会社アライブ・ワン代表取締役の後藤美香氏を講師に,「女性マネージャーに求められるコミュニケーション」について講義と演習を行いました。
 研修前半の演習では「コミュニケーションカード」を用い,カードに記されている文章や絵柄で自分に合ったものを選ぶことで,楽しみながら自身のコミュニケーションの「癖」について確認しました。
 研修の後半には,女性ならではの特性を活かしながら,効果的にコミュニケーションを行うためのコツについて学びました。
 研修会は,新型コロナウイルス感染予防に配慮して行われ,参加者はアクリル板越しに意見交換を行いながら,和気あいあいとした中で研修が進められました。
 第2回講座は社会保険労務士を講師に,人事労務管理について学ぶ予定です。

 

                         

     

<連絡先>
  美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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醸造用ぶどうせん定講習会を開催しました

2021年02月02日 12時45分29秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

宮城県仙南地域では,蔵王町,七ヶ宿町,村田町,川崎町で醸造用ぶどうの栽培が行われています。しかし,栽培経験が浅く,栽培技術の習得が課題となっていることから,1月19日に,村田町の醸造用ぶどうほ場で,せん定講習会を開催しました。

当日は,農業・園芸総合研究所花き・果樹部の職員を講師に,栽培者5人が参加し,醸造用ぶどうの樹形の作り方やせん定方法を学び,さっそく,自分の園地のせん定に取りかかろうと話していました。

会場となった醸造用ぶどうは,定植3年目を迎えていることから初めての収穫が期待されています。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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第1回アグリウーマンキャリアアップ研修会を開催しました。

2021年02月02日 11時16分13秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 管内の女性農業者の活動及び交流の活性化を目的に,令和3年1月21日(木),令和2年度第1回アグリウーマンキャリアアップ研修会を開催しました。
 当日は,講師に(農)仙台イーストカントリーの理事である佐々木千賀子さんを招き,「味噌との出会い,そして『奇跡の味噌』からの再出発」と題し,これまでの経験や次の時代へつなぐ思いのほか,活動の原点である『神屋敷天然醸造味噌』に関わることを中心にお話いただきました。一番の原動力は「東日本大震災により被災し,大変だった時期から一緒に活動してきた仲間がいること」と,震災から10年間,共に走り続け,笑顔で支え合ってきた仲間の大切さを伝えていただきました。
 また,若手女性農業者の取組紹介として,宮城県指導農業士である庄子さおりさんから「都市型農業への挑戦」と題し,住宅開発の著しい地区において,少量多品目の野菜を栽培しているお話をしていただきました。御主人とともに精力的に新たな販路を開拓するなど積極的な活動が印象的でした。
 今回は,管内の女性農業者10名が参加し,お二人の話を聞いて,同じ女性農業者として共感する部分が多々あったようです。また,今後の活動に向けて活発な情報交換が行われました。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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(農)仙台イーストカントリーが日本農業賞の大賞を受賞!!おめでとうございます!!

2021年02月02日 11時04分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台市若林区荒井の農事組合法人仙台イーストカントリーが,日本農業賞個人経営の部で大賞を受賞しました。
 日本農業賞は,日本放送協会(NHK)及び一般社団法人全国農業協同組合中央会が主催し,日本農業の確立をめざして,意欲的に経営や技術の改善に取り組み,地域社会の発展にも貢献している農業者や営農集団を表彰するものです。
 (農)仙台イーストカントリーは,東日本大震災で自宅や農機具,施設,農地が壊滅的な被害を受けました。そのような中,なんとか自分たちで米を作り消費者に米を届けなければという強い思いから,わずか2か月半後に,被害の小さかった16haで田植えをし,秋には収穫した米を近隣の被災住民や農家に配って回りました。こうした姿勢や思いが周辺の農業者の営農継続意欲を喚起し,地域の農業復興に極めて重要な役割を果たしました。
現在,法人では,消費者においしいお米を届けるため,高い技術力を生かし,10数種類の品種を栽培し,販売をしています。
 また,自社原料で「神屋敷天然醸造味噌」やおにぎり,総菜などの加工や新たな商品開発を行い,アンテナショップとして位置づけている農家レストラン「おにぎり茶屋ちかちゃん」を運営しています。震災後に整備した「おにぎり茶屋ちかちゃん」や「農産加工施設」は,震災で職を失った女性たちの雇用の場,生きがいの場となっており,地域の農業・食の拠点として発展を遂げています。
 さらに,「50年後も農業を続けられる組織づくり」のため,後継世代の育成を行うとともに,その世代がしっかりと「農業」で生活できるような組織づくりを行うなど,次世代への継承準備も着々と進められています。
 これらの取組みが高く評価され,全国から93件の応募の中から見事に大賞に選ばれました。
 誠におめでとうございます!!
https://agri.ja-group.jp/promote/prize
※詳細はリンクより日本農業賞のページへ飛んでください 

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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