宮城県石巻農業改良普及センターでは,令和2年度のプロジェクト課題の活動方法や内容などを振り返るとともに,令和3年度普及指導計画では,さらなる普及活動の効率化と効果的な方法を探るため,外部検討委員8名に出席をいただき,「令和2年度第2回石巻地域普及活動検討会」を令和3年2月4日に開催しました。
今年度に普及センターで行っているプロジェクト課題4課題すべてが次年度への継続課題のため,各課題についてプロジェクトリーダーが活動目標に対して現在の進捗状況を説明し,令和3年度の課題解決に向けた計画を示しました。
委員の方々からは,新型コロナウイルス感染拡大により,これまで行ってきた活動が制限される状況であっても,創意工夫しながら普及活動に取り組んできたことに対して高い評価をいただきました。被災農地における土づくりや,法人の社内体制整備,いちご新品種である「にこにこベリー」生産者の収量確保に向けた生産指導,アスパラガスの生産拡大のためにZoomを活用した技術力向上セミナーの開催などに取り組んできたことなどについて御意見をいただきました。
今回の検討会で各委員よりいただきました御意見等を参考に,次年度の普及活動方針や普及計画等を策定し,これからの石巻地域の農業振興を力強く推進していきます。
なお,今回の普及活動検討会に関する内容は3月上旬に当所ホームページで公開予定です。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999