令和7年1月30日に夏黄金栽培講習が開催され、管内で夏黄金の栽培に取組む4法人が参加しました。令和7年産の管内夏黄金の栽培面積は約39haとなっており、栽培面積が拡大している状況です。
夏黄金はパン用の小麦品種で、高いタンパク含有率が求められており、管内では適切なタンパク含有率にすることが課題となっています。普及センターからは品質向上に向け穂揃期追肥を必ず行うなどの栽培ポイントについて説明を行いました。JA全農宮城県本部からは麦類の販売状況や実需が求める品種、品質について情報提供が行われました。生産者にとって実需ニーズを知る良い機会となり、高品質な麦生産に向けて生産意欲が高まりました。
普及センターでは、今後も登米管内の夏黄金の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522