宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和3年度初の大崎4Hクラブ定例会が開催されました。

2021年05月07日 10時54分08秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 大崎4Hクラブの令和3年度初の定例会が,令和3年4月20日(火)に大崎合同庁舎で開催され,クラブ員14名が出席しました。4Hクラブとは若手農業者が主体的に資質向上と相互交流をはかる活動組織であり,今年度入会した3名の新会員との初顔合わせとなりました。
 定例会は,会員の自己紹介に始まり,6月から行われる親子農業体験など,今年度上半期の活動予定などが話し合われました。メンバーからは農業技術の向上に向け,現地視察も含む活動について活発な意見が出され,活動への意欲の高さがうかがえました。
 普及センターでは,今後も4Hクラブの活動支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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水稲採種農家の育苗巡回指導を実施しました

2021年05月07日 09時02分09秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 大崎普及センター管内には,県内の水稲生産者が使用する「種子」=「たね」を生産する水稲採種組合が4組織あり,これらの組合で「ひとめぼれ」,「ササニシキ」及び「まなむすめ」など,農家が来年の水稲生産に使う「種子」の生産を行っています。
 今年も,翌年以降のお米を生産するための「たね」づくりが始まっており,大崎普及センターでは,優良種子の生産に向けた農家指導と種子審査を行っています。
 4月20日から28日にかけては,は種された原種(種子をつるための種子)を使った苗の状況や「ばか苗」などの種子伝染性病害がないか,他の品種や原種以外の種子と混じったりする恐れがないかなどを確認し,併せて良質な苗が生産され田植後の生育が良好となるよう指導・助言を行いました。
 4月28日は加美町で種子生産を行っている農事組合法人いかずちの育苗指導を実施しました(写真)。この組合は,中山間地域でICTを活用したスマート水稲種子生産にも取り組んでおり,国のスマート農業実証プロジェクト(R2~R3年度)により,種子生産にかかる作業時間の4割削減を目指しています。
 普及センターでは,こうした効率的で精密な種子生産の確立支援も含め,本県農業の持続的な発展と良質な米生産に欠くことのできない優良な「たね」の生産を推進しています。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726 ,0727   FAX:0229-23-0910

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