宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

ズッキーニの現地検討会が開催されました

2021年05月27日 16時04分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援


 令和3年5月19日(水),JA新みやぎ栗っこズッキーニ部会の現地検討会が栗原市瀬峰・築館・金成の3ほ場で開催され,部会員24名,種苗会社,普及センターの担当者が出席しました。
 種苗会社からは,ズッキーニの栽培技術のポイントとして,露地栽培は定植が始まったばかりのため,まずは長期間の収穫に備えて体づくりを行い,ハウス栽培は出荷が4月中旬頃から始まっているので,追肥をしながら樹勢を維持するよう話がありました。普及センターからは,病害虫防除として,病害虫の発生しにくい環境づくりを心がけることや,これから発生が多くなる褐斑細菌病について,特徴や防除方法の説明を行いました。今年新たにズッキーニの栽培を始めた方も検討会に参加し,ほ場を見ながら熱心に質問をするなど活発な意見交換が行われました。
 普及センターでは,販売額1億円に向けて,継続して支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班 
  TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144


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栗駒山麓の深山牧野で放牧が始まりました

2021年05月27日 09時22分05秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 
               【放牧風景】                          【秋までがんばります! 】

    令和3年5月25日,栗原市営深山牧野(栗原市栗駒文字地区)で放牧が開始されました。
    深山牧野は栗駒山を望む眺望のすばらしい牧場です。昭和45年に開牧した歴史ある牧野で,県内でも有数の公共牧場であり,和牛産地である栗原畜産の核となっています。今年も栗原市内の農家から約100頭が預託されます。放牧は,広大な飼料基盤の活用のみならず,繁殖機能回復や牛の健康維持,飼養農家の生産コスト低減等に大きな役割を果たしています。 和牛の経営は,経済情勢の変化,飼養管理者の高齢化,担い手の不足等,厳しい状況にありますが,このような施設を積極的に活用しながら,経営が発展することが期待されます。



 
                 【深山牧野から望む栗駒山】


<連絡先> 宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
    TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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