宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業大学校生が地元の普及センターの取組を学びました!

2021年05月10日 16時59分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
今年,宮城県農業大学校に入学した,石巻管内出身者3名が普及センターを訪問しました。この行事は,毎年行われているもので,普及センターの業務や管内の農業の特徴を知り,将来就農する際に役立てて欲しいという趣旨で行われているものです。
 当日は,当センター職員が業務内容,重点的に取り組んでいる活動内容,プロジェクト課題として被災農地で営農する方々への支援,法人の組織力アップ,にこにこベリーやアスパラガスの栽培支援を行っている等を説明しました。また,管内の特徴について,栽培規模が大きい経営体や大区画圃場が多いこと,園芸品目の栽培が多いことなどを説明しました。
 農大生からは,普及員はやりがいがあるかという質問があり,県職員の中でも普及指導員は,直接農家や人に接し,支援出来る珍しい仕事。直接感謝の気持ちを伝えてもらえ,支援を行うやりがいを感じる。何かあったら,是非声をかけてほしい旨を伝えました。
 今後は,夏以降に,農大生の管内農家での派遣学習が行われる予定で,希望する農家での研修が出来るようマッチング活動を行います。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

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今年も元気に育成牛が放されました。-気仙沼市本吉放牧場-

2021年05月10日 13時42分58秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援
 気仙沼市本吉放牧場は昭和44年の開牧以来,福島第一原子力発電所事故に対応した草地除染の取組時期を除き放牧事業を実施してきました。今年度も地域の酪農家から預託された約60頭の乳用牛が,放牧地に元気に放されました。毎年行われていた入牧式・獣魂祭が新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため中止となりましたが,管理主体である農事組合法人モーランドでは,広い放牧場で牛が運動することにより,農家の期待に応えられる足腰の丈夫な牛となって預託農家のもとへ返せるよう大事に管理したいと意気込んでいます。
 なお,放牧場に併設されている『モーランド・本吉』には,動物とのふれあいや乳製品加工体験施設,美味しい牛乳が飲めるレストランもあり,気仙沼・本吉地域の酪農・畜産をPRする拠点施設となっています。

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新規就農者のサポート訪問を行いました。

2021年05月10日 11時57分19秒 | ②新たな担い手の確保・育成
 令和3年4月19日及び20日に,農業次世代人材投資資金の交付を受けている新規就農者に対してサポート訪問を関係機関とともに行いました。
 サポート訪問は栽培技術や経営ノウハウ等に関する小さなつまずきを早期に解消し,新規就農者のスムーズな定着につなげることを目的としています。
 今回のサポート訪問では19日に野菜農家を2戸,20日に畜産農家を4戸巡回しました。トマトやナスを栽培する農家では,今後の養液の管理について指導を行いました。和牛の繁殖農家では,1年1産に向けた飼養管理や分娩房の環境整備について指導を行いました。
 普及センターでは今後も関係機関と連携し,新規就農者の定着支援に取り組んでいきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

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