宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆種子の生産物審査が終了しました

2023年03月16日 13時25分30秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 栗原管内には大豆の採種ほ場があり,宮城県の優良品種である「タンレイ」「タチナガハ」の種子生産が行われています。
 普及センターでは,種子生産者へ栽培指導を行うとともに,県の「主要農作物種子条例」に基づき,開花期及び成熟期の「ほ場審査」及び収穫後の「生産物審査」を行い,病害粒や異品種,雑草種子等の混入がないか,また,発芽率に問題がないかを審査しています。
 本年は,7月中旬の大雨被害を受け,管内採種ほ場の一部では湿害による生育不良が見られました。一方,その後の適切な栽培管理により生育は回復し,いずれの品種も,契約数量分を収穫することができ,また,適期の病害虫防除や種子の入念な乾燥調製により,生産物審査では契約分について全量が合格となりました。
 普及センターでは,大豆種子の安定供給を行うために,引き続き種子生産者へ栽培管理や種子の乾燥調製などの指導を行っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和4年度第2回女性農業者活躍支援研修会を開催しました

2023年03月16日 08時43分59秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年2月13日に宮城県仙台合同庁舎会議室において,次世代の女性農業者の農業経営への参画や地域とのつながりを深めるとともに,女性農業者間等のネットワークの構築に向け,第2回女性農業者活躍支援研修会を開催しました。
 研修会では,先輩女性農業者の農事組合法人仙台イーストカントリー佐々木こづ恵理事が講師となり,「自家農産物を利用した手作り味噌加工」を実習しました。
 午後には,一般社団法人シェアリングエコノミー協会石山アンジュ代表理事による「シェアリングエコノミーを通じたライフスタイル」~農村社会における可能性について~と題した講演を受講しました。
 今回の研修会を通じ,参加者の次世代女性農業者の皆様は,佐々木こづ恵理事の活躍を女性農業者のロールモデルとして,さらに講演を通じてこれから目指す方向性が明らかになったようです。
 今後も普及センターでは,引き続き次世代の女性農業者の支援を続けてまいります。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする