3月3日(水),くりはらスプレーマム研究会通常総会が栗原合同庁舎で開催されました。
くりはらスプレーマム研究会は,スプレーぎく栽培の技術情報の収集や相互交流等を目的として,栗原市だけでなく登米市や大崎市,涌谷町のスプレーぎく生産者が広域的な活動を行っており,スプレーぎくを一輪に仕上げるディスパッドマムの生産も増えています。
平成8年に設立された研究会は,今年で25年目を迎え,後継者である若い世代を中心とした運営に移行してきています。
総会では,令和2年度事業報告や収支決算報告,令和3年度の事業計画や収支予算等について協議され,承認されました。
また,研究会設立時から支援していただいている登米農業改良普及センター佐藤泰征所長にも出席いただき,設立に至ったきっかけ,活動の歴史等のお話をいただきました。
総会終了後,種苗会社の担当者から新たに発表されたスプレーぎく新品種や市場評価の高い品種の紹介があり,会員は次作の作付計画の参考とするため熱心にメモをとり,花色,葉の形状,茎の太さなど手に取って確かめていました。
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 0228-22-9437