大崎普及センター管内は、約2,000haの農地で大豆栽培が行われており、県内有数の大豆の産地となっています。普及センターでは、生育状況を把握し、農業者への栽培指導に活用することを目的に、管内6か所に生育調査ほを設置し、生育・収量調査等を行っています。
令和5年9月1日(金)には、今年3回目の生育調査を実施しました。今年は生育期間を通して高温多照の期間が長く続いたことから、生育量が平年を上回っているほ場がある一方で、生育量が過剰で蔓化しているほ場も散見されました。また、高温乾燥によりハダニの発生が平年より多く確認されました。
今後は、排水対策の再確認、残草の処理等を行い、11月頃の収穫期を待つことになります。普及センターでは、引き続き大豆の高品質安定生産に向けて技術支援を行います。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910