
JA古川では、令和5年度102haで子実用とうもろこしの栽培に取り組んでおり、7月5日には、アワノメイガ防除の実演会が開催されました。
アワノメイガは子実用とうもろこしの重要害虫であり、幼虫が稈や雌穂等を食害し、収量の減少やかび毒の発生を引き起こします。昨年度は有効な登録農薬がなく、全てのほ場でアワノメイガが発生し、防除が課題となっていました。実演会では、今年5月から子実用とうもろこしに使用できるようになった殺虫剤をドローンや無人ヘリを用いて散布しました。生産者や関係機関からは安定生産に向けて、期待の声が上がりました。
普及センターでは、子実用とうもろこしの安定生産に向けて、関係機関と連携し、引き続き技術支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910