
栗原産品直売所「あじわいの朝」(栗原市築館)が,直売所へ出荷する生産者及び関係機関等約60名の出席のもと,4月16日にグランドオープンしました。
はじめに,主催者である生産者友の会会長の白鳥正文さんから,「農業者が元気になり,栗原の物産交流の拠点となる直売所を目指したい」と力強いあいさつがあり,その後,栗原市長,栗原市議会,栗原普及センター所長からお祝いの言葉がありました。「あじわいの朝」は売り場面積が約100坪,103名の会員を抱える市内最大級の直売所です。店内には一迫地区の米粉を使ったたい焼きやクロワッサンなど,市内各地域から安全安心な農産物,農産加工品を集め販売しています。店舗は国道4号線沿いの栗原市消防署向かいにあり,駐車場が広く立地にも恵まれ,今後の集客が期待されます。
栗原市内には「あじわいの朝」を含めて現在25の直売所があり,生産者の顔が見える農産物販売や地産地消の取り組みなど,それぞれ特色のある活動をしています。しかし,一方では顧客獲得対策や品揃えの充実,経営の安定化に苦慮している直売所も見られ,栗原普及センターとしてもアグリビジネスの一翼を担う直売所に対して,プロジェクト活動の対象に取り上げるなど,必要な支援をおこなっています。
挨拶をする白鳥会長
テープカット
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144・5795