令和4年4月13日に水稲優良品種決定調査現地試験の播種作業を行いました。今年は,中生の「東北235号」と「ひとめぼれ」,晩生の「東北238号」,「東北239号」,「つや姫」の計5系統を播種しました。近年は,地球温暖化に伴い,県内でも夏の高温による玄米品質の低下が度々問題となっています。玄米品質の低下を軽減するには,夏の登熟期間における高温を回避できる晩生品種の作付けが有効です。数年後には,この中から地球温暖化に適応した新しい品種が誕生するかもしれません。石巻普及センター管内では,播種盛期が4月9日となり,今年の水稲栽培が本格化しています。
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宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
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