宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米地域で自動飛行ドローンによるカメムシ共同防除始まる

2020年08月12日 14時03分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 登米地域では,平成30年度からスマート農業として,自動飛行ドローンによる病害虫防除の現地実証に取り組んでいます。

 JAみやぎ登米の斑点米カメムシ類の共同防除は,これまでの無人ヘリコプター防除を基本に,持続可能な防除体制の構築の観点から散布エリアの一部にドローンを導入しました。今年度は,8月1日から中田町や豊里町,米山町等において約380ha実施される見込みです。

 8月10~11日には,JAみやぎ登米水稲種子採種組合において,優良種子生産のためカメムシと穂いもちの同時防除を約66ha実施しました。

 水稲や大豆,麦類の病害虫防除や生育診断等への利用拡大が見込まれており,普及センターでは,ドローン等を活用したスマート農業の普及拡大を支援してまいります。

ドローンによる防除状況

薬剤の投入状況

 

<連絡先>

  宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班

  〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

  電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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