令和5年11月1日、南三陸町で栽培されている枝もの用クロマツの収穫が始まりました。
今年の収穫初日は好天に恵まれ、11月とは思えない暖かい日差しのもと収穫が行われました。昨年度までは、クロマツを刈り取った後、ほ場内で古い枝や不要な松葉の除去が行われましたが、今年度は新たに建設された出荷調製施設内で枝葉の除去を行うため、ほ場では刈り取ったクロマツを適度な本数にまとめ、2tトラックで運搬するだけとなり、作業の効率化が図られています。
収穫されたクロマツは、出荷調製施設に運ばれて、枝葉を除去し、出荷規格毎に選別されたのち、12月の松の市まで保管されます。
生産者である株式会社南三陸Pine Pro(パインプロ)の後藤代表からは、11月20までに収穫が終わるとのことです。
普及センターでは、クロマツの出荷が終わるまで定期的に巡回し、作業上の問題点などを洗い出し、収穫・調製作業の改善に取り組んでいきます。
出荷調製作業の様子
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606