「あ・ら・伊達な道の駅」の直売事業や,高齢者による竹細工工房などの取り組み事例が紹介され,「地域にないものを作り出すより,地域にある人材や資源を活かすことが重要」,「女性や高齢者の力を引き出し,活躍する場を提供する」等,中山間地域で抱える課題をビジネスに変えていく考え方に,セミナー参加者も大いに関心を寄せていました。質疑応答では,参加者からの「担い手不足の解決策は?」との質問に,「農業の魅力をどう付加していくかが今後の課題である。定年退職者を新規就農者の一つのステージとして考えれば,遊休農地の活用も見えてくるのでは。」との回答があり,今後の中山間地農業の活性化に向けた取り組みへの参考となりました。
今後とも,普及センターでは,気仙沼・南三陸地域ならではの地域活性化を目指して,支援していきます。
本吉農業改良普及センター
地域農業班
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