宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大島特産果樹研究会による先進地視察研修が開催されました。

2017年08月10日 09時00分35秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

平成29年8月2日,大島特産果樹研究会(以下,研究会)による先進地視察研修が開催され,岩手県遠野市の『農事組合法人 宮守川上流生産組合』のブルーベリー園地を視察しました。

当日は非常に天気が良く,30℃近い気温の中,参加者はブルーベリーを摘み取りながら,園地の広さやブルーベリーの新梢の伸び具合に驚いていました。 

その後,同法人が運営する農産物直売所『サンQふる郷市場』に移動し,代表理事組合長の浅沼氏より,ブルーベリーの栽植本数や果実の販売価格,施用している肥料,ブルーベリーの品種,せん定の大切さなどについて伺いました。

参加者は今冬のせん定に向けて意気込みをにじませていました。

 <連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-29-6041・6044   FAX:0226-42-1672


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「栗原農業未来塾」で視察研修に行ってきました

2017年08月09日 08時35分40秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

<牛舎での視察研修の様子>

平成29年7月20日(木)に,栗原市内の新規就農者や4Hクラブ員等の農業経営力向上や中・長期的な営農展望の醸成を図ることを目的に,登米市の2人の宮城県指導農業士を訪問し,現在の営農状況の紹介や,そこまでに至る経過・判断等について説明をしていただきました。当日は,栗原市内の若手農業者6人が参加しました。
    最初の視察研修先は,迫町の千葉啓氏の畜舎でしたが,肥育牛140頭,繁殖牛70頭の飼養管理と水稲及び牧草の栽培を家族経営で実施しており,息子さんが繁殖,奥さんが育成,自分が肥育を分担しているとのことでした。就農した頃は養豚中心の経営でしたが,牛は祖父の繁殖牛5頭から開始し,徐々に頭数を増やしてきた結果であると話していただきました。
    次の視察研修先は,津山町の農事組合法人フォレストウインド津山の尾張勝代表理事のほ場を訪問しました。法人化当初は水稲中心の経営でしたが,地域の今後を考え,後継者の働く場として園芸品目(きく,ねぎ,せり)を順次導入してきているとのことでした。新規作物の栽培では失敗もあったが,次作に失敗しないよう活かしてきたといい,指示待ちにならず,後継者も自ら考えて作業することが大切であるとのアドバイスをいただきました。
  どちらの経営体も,様々な工夫をして経営を効率的なものとしており,参加者は,今後の営農に大変参考になったものと思われます。また,研修終了後は,栗原市4Hクラブ主催の新規就農者激励会「クローバーフェスティバル」が開催され,若手農業者間の連携も深めることができました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-6144

 

 


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集落ぐるみの鳥獣被害対策モデル事業第2回勉強会

2017年08月08日 16時21分52秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  宮城県では鳥獣被害防止対策を支援するため,集落ぐるみで取り組む意欲があり,合意形成が図られている地区をモデル地区に指定し,その取組を推進する「集落ぐるみの鳥獣被害防止対策モデル事業」を実施しています。
  管内の加美町では,近年、鳥獣による農作物の被害が増加しており,平成28年産の被害総額は277万円でそのうちイノシシによる被害が最も大きく被害額全体の41%となっています。 町の南部,薬菜山の麓に位置する南鹿原(みなみかのはら)地区でもイノシシによる被害が拡大しており,集落ぐるみでの対策を実施する機運が高まってきたことから,本年度このモデル事業に取り組むことになりました。
 平成29年6月8日にイノシシの特性と被害防止対策について勉強会を実施し,さらに7月29日にメッシュ柵と電気柵の設置についての勉強会を開催しました。
 南鹿原農業構造改善センターを会場にメーカーの職員を講師として2つの柵の設置方法や設置後の管理方法などの講習を行った後,ほ場での設置実演講習を行いました。
 参加者からは傾斜地における設置位置や地盤の弱い場所での支柱の補強など具体的な質問が多くあり、鳥獣害対策に対する関心の高さがうかがえました。
 普及センターでは今後も鳥獣対策の基本である「鳥獣を寄せない,入れない,増やさない」の3ない運動を柱に被害拡大防止に向けた支援を行って行きます。
 
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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新規設立ねぎ部会,機械作業実演会で技術研鑽!!

2017年08月08日 13時13分32秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 登米農業改良普及センターでは,8月2日(水)に登米市豊里町内ねぎほ場に於いて,「ねぎ機械作業実演会」を開催し,総勢30名が参加しました。この実演会は,JAみやぎ登米及び今年5月に設立したねぎ部会と連携したほか,機械作業実演はヤンマーアグリジャパン(株)東日本カンパニーの協力を得て行いました。
 実演会開始前に普及センターから一部で問題となっているネギアザミウマとネギハモグリバエの生態と防除方法を説明し,収量・品質向上を呼びかけました。
 引き続き行った実演は,畦立てに始まり,定植,培土,収穫の主要作業について機械の調整や作業のコツなどと合わせて説明を受けました。中には培土の機械操作を申し出て,使い勝手を確認する人がいたり,ベテランの栽培者が新規栽培者に経験上のアドバイスを行っている場面もありました。一連の作業終了後には,登米市から機械導入に係る補助事業を紹介してもらいました。 
 基本技術向上のため,今後もJAやねぎ部会と連携しながら支援していきます。
           
<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  先進技術班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522


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「宮城・岩手県境3普及センター情報交換会」開催

2017年08月08日 10時34分20秒 | その他

 平成29年7月27日,岩手県一関市川崎町・室根町を会場に,本吉農業改良普及センター,岩手県大船渡農業改良普及センター及び一関農業改良普及センターの県境3普及センター情報交換会が開催されました。
 情報交換会は,営農状況が類似している各管内の農業生産状況や現地活動状況を互いに情報共有するため年1回実施しています。
 現地事例として,一関市川崎町で花き(リンドウ,小ぎく)・野菜を主体に水稲を経営する農業生産法人,(株)いやさか農園を視察,その後各普及センターから現地指導活動事例を報告,情報交換を行いました。
 普段触れることの少ない他県の事例・情報等を交換することは今後の活動に大変参考となるものでした。

 <連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6041・6044   FAX:0226-42-1672
E-MAIL: mynokai@pref.miyagi.lg.jp


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くりはらズッキーニウィークが開催されています!

2017年08月08日 09時08分05秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 

チヂミアヒージョ

(炭火いちば じゅう。本店)(炭火チキンバルORANGE)

 栗原産ズッキーニの認知度向上と消費拡大を図るため,8月7日(月)から8月20日(日)まで,栗原市内の飲食店10店舗において,栗原産ズッキーニを使った料理フェア「くりはらズッキーニウィーク」を開催しています。
 実施店舗は下記のとおりです。
①あやめの里
 栗原市一迫真坂字清水田川4-1 TEL:0228-57-6151
②エポカ21 展望レストランB&Jキッチン
  栗原市志波姫新熊谷279-2 TEL:0228-23-0021
③会席料理 丸勝
 栗原市一迫真坂字町東181-2 TEL:0228-52-2028
④金成延年閣
 栗原市金成三沢32 TEL:0228-42-1121
⑤道の駅路田里はなやま 自然薯の館
 栗原市花山字本沢北ノ前112-1 TEL:0228-56-2265
⑥炭火いちば じゅう。本店
 栗原市築館薬師4-1-45 1F TEL:0228-23-8272
⑦炭火チキンバルORANGE
 栗原市築館薬師4-1-45 2F TEL:0228-22-0410
⑧農産物直売所くりでん内食堂美桜(さくら)
 栗原市若柳字川北塚ノ根27-1 TEL:0228-32-7707
⑨ハイルザーム栗駒 レストラン栗駒
 栗原市栗駒沼倉耕英東50-1 TEL:0228-43-4100
⑩花山温泉温湯山荘
 栗原市花山本沢温湯15-1 TEL:0228-56-2040
 ぜひ栗原市にお越しいただき,旬のズッキーニ料理をご賞味ください。

 

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144


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JA南三陸花卉生産協議会栽培講習会が開催されました

2017年08月07日 16時47分51秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成29年7月18日,南三陸農協花卉生産協議会主催の花卉栽培講習会が,南三陸町入谷公民館で開催されました。
 普及センターからは,キクの高温対策と病害虫防除等について説明しました。高温障害の1つに開花遅延があります。キクはお盆やお彼岸などの需要期に開花するように栽培するため,開花遅延は大きな問題となります。また,高温により奇形花も発生します。対策としては,早朝かん水を実施して蒸散による葉温の低下を図る,ハウス栽培の場合は換気や遮光を行う等があります。
 病害虫対策については,白さび病に感染した株は焼却または土中に埋めて処分すること,周辺の雑草はハダニ類やアザミウマ類などの発生源となるため除草に努めることなどをお話ししました。また,高温が続いているので健康管理にも十分気をつけて作業するように確認しました。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6044   FAX:0226-42-1672
E-MAIL: mynokai@pref.miyagi.lg.jp


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根白石果樹生産組合 現地検討会が開催されました

2017年08月03日 17時05分26秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

仙台市西部でりんごを生産している根白石果樹生産組合では,7月27日に普及センター職員を講師に現地検討会を開催しました。当日は参加者7人のほ場を全員で巡回しながら,各々の管理状況や病害虫の発生状況の確認を行いました。
 普及センターからは,これまでの生育状況やこれからの病害虫防除等について説明を行いました。
 今年は開花期間中の好天により十分な結実量が確保されており,果実肥大も良好となっています。今後も適切な防除や管理をすることで,秋にはおいしいりんごの収穫が期待できそうです。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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醸造用ぶどうの産地発展と県産ワインのブランド化を目指して!

2017年08月03日 17時02分38秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

東日本大震災により宮城県内で唯一あったワイナリーは消滅しましたが,平成27年12月に復活の記念すべき第1号ワイナリーとして(株)仙台秋保醸造所が創業開始しました。その後,(株)仙台秋保醸造所を中心に県内各地でワイナリーの創業や醸造用ぶどうの栽培が広がっています。
 こうした気運の中,国内の産地間競争等に対応するべく,「新たなみやぎの園芸産地づくり広域連携事業」を活用し,平成28年度に「宮城県ワイン産地形成広域連携協議会」が設立されました。本協議会は,生産分野として,(株)仙台秋保醸造所(仙台市),(株)AL FIORE(川崎町),流通分野として,グレープ・サウンズ(株)(多賀城市),行政分野として,宮城県農業・園芸総合研究所,宮城県大河原地方振興事務所農業振興部,宮城県仙台農業改良普及センターなど多様な機関によって構成されています。
 平成29年7月18日に(株)仙台秋保醸造所を会場に「第1回宮城県ワイン産地形成広域連携協議会 総会」が開催され,昨年度の事業報告や収支決算,本年度の事業計画や収支予算などが検討されました。そして本年度は,年12回程度の国内研修(栽培から醸造まで),ワイナリーの施設整備や新品種の試験栽培などに取り組んでいくこととなりました。「宮城県ワイン産地形成広域連携協議会」では,こうした取組を経て,ぶどう栽培技術の確立,産地づくりを図るとともに,県産ワインのブランド化を目指していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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宮城米”特A奪還”キャラバン現地研修会を開催

2017年08月03日 16時56分29秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

7月13日,宮城県仙台地方米づくり本部主催の宮城米「特A奪還」キャラバン現地研修会が県農業・園芸総合研究所で開催され,生産者や農協職員など40名が参加しました。県仙台地方振興事務所の守屋農業振興部長の挨拶に続いて,県農産園芸環境課から平成29年産”食味レベルアップ”対策の取組について,県古川農業試験場から食味向上のための基本技術について説明がありました。普及センターからは水稲生育調査結果や出穂予測等について説明を行いました。また,室内研修終了後に水田に移動し,新品種「だて正夢」の栽培展示ほにおいて,生育状況や今後の管理について現地研修を行いました。
 玄米品質と食味の向上のため,穂揃期の葉色の維持が重要なポイントの一つになっています。管内の水稲は幼穂形成期に達し,葉色が急激に低下してきたことから,減数分裂期の葉色に応じて追肥(穂肥)を実施するよう強く呼びかけました。
 普及センターでは,ひとめぼれ「特A」奪還に向けて,今後も”食味レベルアップ”重点技術対策に関する情報の発信に努めてまいります。

   

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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