こころ模様Ⅲ

のんびり、ゆっくり、気の向くままに…

天空の城と猫城主

2019-03-03 14:58:00 | お出かけ









岡山の備中高梁駅まで行ってきました。
昨年の12月、「備中松山城」の猫城主に就任
したという、「さんじゅーろー」をニュースで
知り、どうしても会いたくなって。wink
10時と14時にお城を巡回をしているとのこと、
かわいいですよねぇ~♪


予定より1時間早い、午前5時半に家を出発。
新幹線と伯備線を乗り継いで、備中高梁駅へ到着
したのは8時を過ぎたころ。
駅近くまでやって来ると、何と、濃い霧が周辺を
覆っているではありませんか!


これはもしかして…
あの天空の城 、「備中松山城」を見られるのかも!?
こんなチャンスは願ってもないこと。
急いで駅前のタクシーに乗り込み、雲海の見られる
展望台へと向かうことに。


途中、大量の霧が発生して辺りが見えないくらい。
展望台へ着くまでは、この霧が晴れませんように!
運転手さんの「たぶん大丈夫ですよ。」の言葉に、
ほっとひと安心。
けっこう長い道のりだったように思うけど、
展望台からの眺めはもう感動的なものでした!





最初に見た景色は、雲海の下に城山が沈んでいて、
お城がどこにあるのかさえ分からない。
えー、せっかくここまで来たのに…
「暫くしたら左側にお城が見えて来る筈!」
運転手さんの説明どおり、お城が徐々に浮かび
上がってきて。
雲海は移動するんですよね。
山城が浮かんだり、沈んだりを繰り返していました。











おー、素晴らしい!!
まさかこの時期、この時間帯に雲海を見られるとは
思ってもいませんでした。
こういう時に限って、望遠レンズを持参してないんですよね。
コンデジ撮影のため、画像は粗くなってしまって。ase2
地元の方に聞いた話ですが、この日発生した雲海は、
今年いちばん見事な雲海だったとか。


備中松山城をはじめて訪れ、いきなり雲海に浮かぶ
山城を見られて、テンション上がりまくりの私。
竹田城跡も何度か挑戦しているけれど、これほど
大量の雲海には出会ったことないですものね。


さて、本丸へ登城するとしましょう。





「備中松山城 天守」
最も高い所に天守が現存する山城(標高430m)で、
二層二階だが三層に見えるようデザインされている。
日本三大山城のひとつ。











大手門の右手にそびえる石垣群、現存する土塀などに、
山城の往時の姿が偲ばれます。
大河ドラマ「真田丸」のオープニングにも使用
されたそうですよ。


駅から「ふいご峠」までは乗り合いタクシーで、そこから
700mの距離を徒歩で約20分ほどで天守へ到着。
かなりキツイ坂道で、もう汗だくだくでした。ase
峠には杖が置いてあったので、山道を歩くのに
ずいぶんと助かりました。





そもそも、備中松山城へ行くきっかけは、
この猫ちゃんに会いたかったから!


「さんじゅーろー」は、3才のオス猫。
備中松山藩士出身の新選組隊士で、七番隊の隊長を
務めていた「谷三十郎」に由来している。





昨年の7月豪雨の日、家から逃げ出してお城に姿を
見せるようになった猫が、その後入城することに。
12月には猫城主に任命され、落ち込んでいた城の
入場者数が猫の人気で持ち直したという。
迷い猫から招き猫に変身、お城の救世主として
ただ今活躍中なのである。





でも、こんなポカポカ陽気の日は
   ボク、眠たいにゃー。





ちょっと失礼して。
   いい気持ちだにゃー。





おっと、これまた失礼!
   もうしばらくお待ちくだされ。





はい、ふたたび任務につきまする!


てな、感じかな。animal6
「さんじゅーろー」クン、これからもがんばって!!


下山して高梁駅前まで戻ってくると、さすがに
足ががくがくとなって、疲れました。
ちょっと休憩することにしましょう。
駅に直結して、市の図書館と蔦屋書店、スタバが
併設され、ゆっくりと出来る雰囲気がいいですね~。











2階から4階までが図書館で年中無休。
電車に乗るまでの時間を本を読みながら
過ごせて便利。
しっかり利用させていただきました。


本日は早朝から慌ただしかったけれど、城下町高梁で
歴史とロマンを感じた一日でした。


コメント (6)
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