こころ模様Ⅲ

のんびり、ゆっくり、気の向くままに…

~梅の香りに誘われて~

2019-03-15 10:10:00 | お出かけ













◆西吉野 南朝の里
  ─ 賀名生(あのう)梅林 ─
 
  約700年前の南北朝時代、都を追われた公家たちが
  当地の梅を見て歌を詠んだとされる歴史のある梅処


北曽木丘陵を麓から中腹までを覆いつくすように、二万本の
梅が続きます。
まるで雲海のように梅花が咲き、ほのかな香りが山々を
伝うように漂ってきています。

























見返り千本、東雲千本、奥の千本と見所はいっぱい
なのですが、全部見て廻ろうとすれば3時間は必要。
何せツアーなので、見学時間は1時間がせいぜい。
それでも、足は痛くなりました。hekomi


久々に、「関西花の寺巡り」に参加しました。bus
4巡目も終えてひと区切りをつけた筈だったのですが、
今回は行程中に、賀名生梅林の見学があったので、ぜひ
訪ねてみたいということで。


まず一番目は、「観心寺」へ















楠正成は8才から15才まで、こちらで仏堂修行を学び、
1333年 後醍醐天皇の命を受けて、金堂を造営する。
三重の塔も建立していたが、湊川で戦死したため、
たてかけの塔として、今に伝わる。
梅の花はそろそろ散り始めていましたね。


ここで休憩タイムitem4
毎年好評の柿の葉ずしヤマトさんの「大和陽春の弥生御膳」





春らしいやさしい色合いと香りのするお料理でした。niko


続いて、二番目は「石光寺」










聖武天皇に、蓮糸曼荼羅を織った中将姫が、この寺の井戸で
蓮糸を洗い五色に染め、桜の木にかけて乾かしたことから、
「染寺」ともよばれている。





珍しい寒咲アヤメとシキミの花も見られました。





こちらの梅も終わりに近いような感じでしたね。
ご住職がお花の手入れにどれだけ情熱を注がれているか、
説法に時間を忘れるほどでした。


また今年一年をかけて、花の寺巡りをしようと思っています。
素晴らしい花とご住職の説法を見聞きして、全てを巡回し
終えた時は、さぞかし穏やかな顔になっているでしょうね。wink




コメント (2)
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