NASAの赤外線天文衛星“スピッツァー”が、
生まれたての星から噴き出すジェットのようすを、赤外線で鮮明にとらえました。

生まれたての星からのジェットが広がる“HH 46/47”。
アルマ望遠鏡のサブミリ波観測と、天文衛星“スピッツァー”の赤外線観測を合成したもので、
赤が一酸化炭素、緑が星をとりまくガス雲の境界と水素分子、青がジェット流を示す。
この天体は、ほ座の方向1400光年彼方にある“HH 46/47”。
これまでに多くの研究がされてきた“ハービッグ・ハロー天体”です。
“ハービッグ・ハロー天体”というのは、うまれつつある星から噴き出すガス流が、
周辺の星間物質に衝突してできる明るい小型の星雲状構造です。
今年の8月にアルマ望遠鏡がサブミリ波で観測し、
暗い雲を見透かして、地球の方向に向かってくるガス流(画面右下方向)をとらえています。
そして今回、NASAの天文衛星“スピッツァー”が赤外線での観測を行ったんですねー
観測画像では、生まれつつある恒星から噴き出す超音速のジェットが、
両極方向に広がるようすが分かります。
左上方向のジェットは、その進む先を妨げる物質が少なく、
右下方向のジェットは、星間物質の濃い領域にぶつかっています。
“スピッツァー”のおかげで、広がる泡のような構造を持つジェットのようすが、
とても詳しく分かるんですねー
生まれたての星から噴き出すジェットのようすを、赤外線で鮮明にとらえました。

生まれたての星からのジェットが広がる“HH 46/47”。
アルマ望遠鏡のサブミリ波観測と、天文衛星“スピッツァー”の赤外線観測を合成したもので、
赤が一酸化炭素、緑が星をとりまくガス雲の境界と水素分子、青がジェット流を示す。
この天体は、ほ座の方向1400光年彼方にある“HH 46/47”。
これまでに多くの研究がされてきた“ハービッグ・ハロー天体”です。
“ハービッグ・ハロー天体”というのは、うまれつつある星から噴き出すガス流が、
周辺の星間物質に衝突してできる明るい小型の星雲状構造です。
今年の8月にアルマ望遠鏡がサブミリ波で観測し、
暗い雲を見透かして、地球の方向に向かってくるガス流(画面右下方向)をとらえています。
そして今回、NASAの天文衛星“スピッツァー”が赤外線での観測を行ったんですねー
観測画像では、生まれつつある恒星から噴き出す超音速のジェットが、
両極方向に広がるようすが分かります。
左上方向のジェットは、その進む先を妨げる物質が少なく、
右下方向のジェットは、星間物質の濃い領域にぶつかっています。
“スピッツァー”のおかげで、広がる泡のような構造を持つジェットのようすが、
とても詳しく分かるんですねー