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宇宙のはなしと、ときどきツーリング

モバライダー mobarider

うめぼしバイク部 “走り納めツーリング”

2013年11月24日 | バイク・旅・ツーリング
塚口にある立ち呑み処“うめぼし”、ここに集まる酒好き・バイク好きのツーリングも4回目です。

寒くなってきた今回のお題は、2013年 走り納めツーリング。
行き先は紅葉を求めて高野龍神スカイラインなんですねー (^^♪

11月17日晴れ、塚口を9時に出発して阪神高速湾岸線→阪和道で、一気に有田まで走ります。

そして、立ち寄ったのが則種というお店。
まだ11時ですが、ここでいきなりの昼食なんですねー


この店は、なんと創業100年。
地元の湯浅湾でとれた“しらす”を、せりから加工まで行うので、
“生しらす”をリーズナブルな値段で食べられるんですねー

注文したのはご飯の上に、きざみのり・大葉・生しらすがのった“生しらす丼”。
あと、わかめ・卵黄が添えられています。
これに湯浅特産の出汁醤油をかけて食べるんですねー

初“生しらす”は、ネットリとした舌触りで、クセが無く仄かな甘みでウマー (*^_^*)
出汁醤油は少し多めにかけた方がイイかも、これで900円は本当に安いと思いますねー

実はココ、ツーリングの裏メインイベントだったりするんですねー (^^ゞ
“生しらす”は鰯の稚魚なので、ほんとうに新鮮なものでないと美味しくないそうですよ。


店を出たのが12時ころ、そして国道421-371号を走って着いたのが龍神温泉。

残念ながら、温泉からの紅葉はいまひとつ…
でも、のんびり元湯につかった後に、紅葉がまぶしい高野龍神スカイラインを堪能 (*^_^*)、本当にここまでは良かった!

高野山を降りて橋本に出てみると、なぜか河内長野方向の空がピカピカ…
どう見ても稲光なんですねー

1本道でルート変更できず、そのまま進んで行くとカッパを着るタイミングも無く大雨に遭遇…
ズブ濡れで帰ってきました。

まぁー  一年を締めるのにふさわしい記憶に残るツーリングでした ^^; 




うめぼしバイク部 “走り納めツーリング” のマップ

火星への長い旅路の始まり…  探査機“メイブン”打ち上げに成功!

2013年11月24日 | 火星の探査
11月19日3時、NASAとユナイテッド・ローンチ・アライアンス社は、
火星探査機“メイブン”を載せたアトラスVロケットを予定通りに打ち上げました。

ケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられたアトラスVロケットは、順調に飛行し、52分後には“メイブン”を所定の軌道に投入することに成功したんですねー

アメリカ政府機関一部閉鎖の影響で、打ち上げ延期の危機に直面した“メイブン”ですが、打ち上げが成功してひと安心…

とはいかず、“メイブン”の探査ミッションには、これからもクリアすべきハードルがいくつもあるようです。


◆ 火星への長い旅路
“メイブン”が火星周回軌道に入るのが2014年9月22日、
これは2012年に火星に着陸した探査車“キュリオシティ”よりも、6週間ほど長くかかることになります。

火星周回軌道までの巡航期間は、
作業も少なくミッションの中で「のんびり」できる時間に思えますよねー

でも実際には、探査機のすべてのシステムが適切に機能していることを確認するため、地上の管制チームは非常に忙しくなります。
宇宙線や太陽放射など、科学機器や飛行計器がいくつダメになるか分からない船外の脅威を、常に監視する必要があるんですねー


◆ 通信の遅延
地球と火星の間に広がる広大な空間のため、火星に向かう“メイブン”と地上の管制との間では、
片道で最大20分の通信遅延が発生します。
実際にどれくらい遅れるのかは、太陽を周回する地球と火星の位置関係で決まるのですが、非常事態が発生した場合に影響します。


◆ 軌道投入
“メイブン”が火星に接近すると、NASAの管制官が減速を命じます。
これは、火星の重力に補足されて軌道に入れるようにするためですが、十分に減速しないと火星を通過して小惑星帯に向かってしまうんですねー

大きな楕円軌道に入った後は、大気制動という大胆なテクニックを使います。
火星の薄い大気の抵抗を利用して高度を下げ、必要なデータを収集することができる低い軌道に入ることになります。


◆ 危険な降下
“メイブン”は火星に着くと、火星を周回する楕円形の安定した軌道に落ち着きます。
火星まで、もっとも接近して150キロ、もっとも離れたときは6000キロの軌道です。

そして、火星の高層大気に対して定期的に降下を行い、
搭載した機器で火星の大気を直接採取します。
これは、1年間の最重要ミッション期間中に、最低5回実施されることになります。


◆ 火星の気候変化の謎の解明
数十億年前の火星は厚い大気に囲まれ、地表を液体の水が流れる生命居住可能な環境だったと考えられています。

それは、なぜ失われたのか?
何か極端な出来事が、地球に似た環境の火星を、
現在の大気の薄い冷たい砂漠の世界に変えてしまいました。
なので、火星の大気組成を初めて直接分析することで、大気の大半が宇宙空間に消失した理由を探ることになります。


これから“メイブン”が地球周回軌道を離れても、それは約6億4000万キロの長大な探査旅行の始まりにすぎないんですねー