打ち上げられるのは、新しい宇宙ステーション“天宮二号”と無人補給船“天船一号”。
中国は2020年代に、大型の宇宙ステーションを建造する計画を進めているので、
その実現に向けた大きな一歩になるんですねー
“天宮二号”は、2011年に打ち上げられた“天宮一号”に続く、
中国にとっては2機目の宇宙ステーション。
当初は“天宮一号”の同型機とされていたのですが、
その後計画が変更され、新しく設計された、より大型の宇宙ステーションになるようです。
もともと、この大型ステーションは“天宮三号”として開発が計画されていたもの。
なので、順番がひとつ繰り上がったことになります。
全長は約18メートル、直径約4.2メートルで、打ち上げ時の質量は22トン。
打ち上げには、新世代の大型ロケット“長征五号”が使用されるようです。
一方の“天舟一号”は無人の補給船で、
宇宙ステーションに対して、自動でランデブーとドッキングが行えるんだとか。
設計は“天宮一号”を基にしていて、
全長約10メートル、直径3.4メートル、打ち上げ時の質量は8.5トンほどとされています。
新世代の中・大型ロケット“長征七号”が、打ち上げに使用されるようです。
計画では、まず“天宮二号”が先に打ち上げられ、
その後に“天舟一号”を打ち上げて、ランデブーとドッキングの試験が行われます。
明言はされていないのですが、
おそらく有人宇宙船の“神舟十一号”も打ち上げられることに…
そして、“天宮二号”の中で宇宙飛行士が活動することになりそうです。
中国はかねてより、有人宇宙開発に力を入れていて、
2003年10月には“神舟五号”で、中国初の、そして世界で3番目になる有人宇宙飛行を成し遂げているんですねー
2006年には“神舟六号”で2名の飛行士を宇宙へ、
2008年には“神舟七号”で3名の飛行士を宇宙に送り、船外活動にも成功しています。
また、大型の宇宙ステーション“天宮”の建造を目標としていて、
2011年には宇宙ステーション実験機“天宮一号”を打ち上げて、
無人の“神舟八号”をドッキングさせる試験にも成功しています。
“天宮一号”は実験機なんですが、
生命維持装置など、人間が暮らすのに必要な機能がすべて備わっていました。
実際に2012年に“神舟九号”が、また2013年には“神舟十号”が訪れ、
宇宙飛行士が船内に入って、実験や地球観測といった活動を行っています。
いまのところ、“天宮”の完成は2022年ごろ。
まず、2018年ごろに“天宮”のコアモジュールの打ち上げが行われ、
続いて“問天”と“巡天”の2機のモジュールの打ち上げ。
これらを結合して、大型の宇宙ステーションを組み立てられるようですよ。
中国は2020年代に、大型の宇宙ステーションを建造する計画を進めているので、
その実現に向けた大きな一歩になるんですねー
“天宮二号”は、2011年に打ち上げられた“天宮一号”に続く、
中国にとっては2機目の宇宙ステーション。
当初は“天宮一号”の同型機とされていたのですが、
その後計画が変更され、新しく設計された、より大型の宇宙ステーションになるようです。
もともと、この大型ステーションは“天宮三号”として開発が計画されていたもの。
なので、順番がひとつ繰り上がったことになります。
全長は約18メートル、直径約4.2メートルで、打ち上げ時の質量は22トン。
打ち上げには、新世代の大型ロケット“長征五号”が使用されるようです。
一方の“天舟一号”は無人の補給船で、
宇宙ステーションに対して、自動でランデブーとドッキングが行えるんだとか。
設計は“天宮一号”を基にしていて、
全長約10メートル、直径3.4メートル、打ち上げ時の質量は8.5トンほどとされています。
新世代の中・大型ロケット“長征七号”が、打ち上げに使用されるようです。
計画では、まず“天宮二号”が先に打ち上げられ、
その後に“天舟一号”を打ち上げて、ランデブーとドッキングの試験が行われます。
明言はされていないのですが、
おそらく有人宇宙船の“神舟十一号”も打ち上げられることに…
そして、“天宮二号”の中で宇宙飛行士が活動することになりそうです。
中国はかねてより、有人宇宙開発に力を入れていて、
2003年10月には“神舟五号”で、中国初の、そして世界で3番目になる有人宇宙飛行を成し遂げているんですねー
2006年には“神舟六号”で2名の飛行士を宇宙へ、
2008年には“神舟七号”で3名の飛行士を宇宙に送り、船外活動にも成功しています。
また、大型の宇宙ステーション“天宮”の建造を目標としていて、
2011年には宇宙ステーション実験機“天宮一号”を打ち上げて、
無人の“神舟八号”をドッキングさせる試験にも成功しています。
“天宮一号”は実験機なんですが、
生命維持装置など、人間が暮らすのに必要な機能がすべて備わっていました。
実際に2012年に“神舟九号”が、また2013年には“神舟十号”が訪れ、
宇宙飛行士が船内に入って、実験や地球観測といった活動を行っています。
いまのところ、“天宮”の完成は2022年ごろ。
まず、2018年ごろに“天宮”のコアモジュールの打ち上げが行われ、
続いて“問天”と“巡天”の2機のモジュールの打ち上げ。
これらを結合して、大型の宇宙ステーションを組み立てられるようですよ。