最初期段階の恒星が急激に高温になるようすを、
赤外線のアウトバーストとして、初めてとらえることが出来たんですねー
これは、恒星が取り込む物質が急増したことで発生したようです。
オリオン座の方向1400光年彼方の星雲“NGC 1977”の近辺。
ここで、生まれたばかりの星“HOPS 383”が、
赤外線で急増光(アウトバースト)するようすがとらえられたんですねー
NASAの赤外線天文衛星“スピッツァー”などの観測データでは、
まず、2004年から2006年にかけての増光が見つかります。
そして、2008年には波長24μmの赤外線で35倍の明るさに…
その後、2012年になっても明るさは衰えませんでした。
恒星はガスの塊が重力で収縮することで生まれます。
でも、一人前の星の活動である核融合を始める前に、
まず収縮と物質降着のエネルギーで輝き始めるることになります。
これが原始星“星の赤ちゃん”なんですねー
原始星の輝きは周囲の濃いガスやチリでさえぎられるのですが、
原始星の熱であたためられたチリが発する赤外線なら見ることができます。
“HOPS 383”は、
わずか15万年しか続かない恒星の最初期段階にある“クラス0”の原始星で、
この段階でのアウトバーストがとらえられるのは初めてのことになります。
不安定になったチリとガスの円盤から、
恒星に取り込まれる物質が急増したことで、
“HOPS 383”の長期間にわたるアウトバーストは起こったようです。
物質が集中して注がれた箇所が高熱になり、
恒星と円盤両方が急激に熱せられたのかもしれませんね。
赤外線のアウトバーストとして、初めてとらえることが出来たんですねー
これは、恒星が取り込む物質が急増したことで発生したようです。
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原始星“HOPS 383”急増光のようす。 |
オリオン座の方向1400光年彼方の星雲“NGC 1977”の近辺。
ここで、生まれたばかりの星“HOPS 383”が、
赤外線で急増光(アウトバースト)するようすがとらえられたんですねー
NASAの赤外線天文衛星“スピッツァー”などの観測データでは、
まず、2004年から2006年にかけての増光が見つかります。
そして、2008年には波長24μmの赤外線で35倍の明るさに…
その後、2012年になっても明るさは衰えませんでした。
恒星はガスの塊が重力で収縮することで生まれます。
でも、一人前の星の活動である核融合を始める前に、
まず収縮と物質降着のエネルギーで輝き始めるることになります。
これが原始星“星の赤ちゃん”なんですねー
原始星の輝きは周囲の濃いガスやチリでさえぎられるのですが、
原始星の熱であたためられたチリが発する赤外線なら見ることができます。
“HOPS 383”は、
わずか15万年しか続かない恒星の最初期段階にある“クラス0”の原始星で、
この段階でのアウトバーストがとらえられるのは初めてのことになります。
不安定になったチリとガスの円盤から、
恒星に取り込まれる物質が急増したことで、
“HOPS 383”の長期間にわたるアウトバーストは起こったようです。
物質が集中して注がれた箇所が高熱になり、
恒星と円盤両方が急激に熱せられたのかもしれませんね。
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“NGC 1977”はオリオン座大星雲(M42)のすぐ上(北)。 |