10数年前に自転車に乗るようになってから、買ったのが、サンスターの電チャリ。当時電チャリと言うと、99%がママチャリ型で触手が動かなかったのだが、これなら、一見ナンチャッテMTBでしかも折り畳み。迷わず飛びついてしまった。
リチュームイオン電池駆動なので、電池も小さく目立たない。小径で小さく、街乗り、ブラブラ散策用に買ったのだ。ところがどっこい、フレームが鉄、電池、モーターもあり、重量が22kgの超重量級。重量が半分以下の本物のMTBやスピードの出るロードに乗るようになって、最近はほとんどお世話になっていなかった。先日スペシャライズドの70万円電チャリに乗ってみて、電チャリのたのしさを再認識したので、洗車、整備して、また乗ることにしたもの。
日も落ちて少し涼しくなった夕方出走。川面から、そして水田を渡って来る風が清々しい。
下った河岸段丘を電池の力で登り直し、散水中の畑の脇で、シャワー休憩。
いつもの定点、岩垂原へ向かう。
残念ながら、穂高に沈む夕日は雲に阻まれ見ることができず。
反対側の八ヶ岳も夏雲の中。
段々暗くなる中、河岸段丘をもう一度50m登り帰ってきた。半月前の川幅一杯流れる奈良井川も普段の流れに戻っていた。
充電したのは随分前のはずなのに、リチューム電池は殆ど放電しておらず、22kgと超重量級だが、電池さえあれば、気軽にご近所を乗り回すのには良い自転車だと再認識させられた。