5/16早朝、新緑をながめながらえびすやの露天風呂を浴び、湯舟の手摺を握ったら、固まった湯の華の塊がポロリと落ちたので、お土産にGET。
チェックアウト後、白骨の温泉街を散歩。秘湯ブームの頃はにぎわっただろうが、今は潰れる旅館もあり、平日は閑散としている。近くの焼岳などの火山でできた土地は火山岩や石灰岩がゴロゴロと集まった上にできている。
そんな岩の隙間から、温泉や水が噴き出しているのが白骨らしい。
今回初めて気が付いたのだが、観光案内所と公共露天風呂のあるあたりで、湯川が急に消え、逆側にまた川が現れるのだが、観光案内所の下の部分が自然橋になっているんだね。やはり巨岩が積み重なってできた地形だけに、穴だらけ、湯川が地面をくりぬいて、向こう側に流れていたんだ。
火山地帯なので、源泉は沢山あるらしいのだが、その中で一番古い斎藤旅館の源泉横にあるお薬師様に参拝。散りつつある桜の右が源泉。
横の若山牧水、貴志子の歌碑も眺めて、「秋山に立つむらさきぞなつかしき炭焼くけむりむかつ峰にみゆ」か~ぁ。新緑も良いが、秋の紅葉も見に来なくては。
続いて白骨本体から少し離れた泡の湯方面、小梨平へ。名前の通り丁度小梨が咲いている。
そして、小梨の前には二輪草の大草原が広がっていた。
さらに二輪草の草原の向こうには、今年最後の桜の花も。
のんびりと散歩をしていたら、お昼近くになったので、帰りましょう。県民割りのおまけクーポンで風穴の里に寄り、ジビエの鹿肉カツ丼。
風穴を見学して、さらに横の資料館を覗いたら、上高地の清水屋でかって使われていた水車と発電機の展示を発見。
発電機は輸入のウェスチングだけれど、水車は東京電機製だよ。こんなの、東芝の製造台帳に乗っているのかなぁ?暇な時に調べてみよう。
ただノンビリする為の白骨温泉一泊だったので、ブログ記事としては纏まりに欠けるが、一応の記録として残しておく。