2m×5mの壁面パネルは組立たったものの、デッキの上で反転した所、あまりの柔さ、フニャフニャ感にびっくりだ。1m✕2mの戸板ならカッチリとした感じなのだが、5倍の長さとなると、フニャフニャになる。
このパネルはStructureではなくいわゆるMembranceとして作り、強度は袖屋根のアルミフレームが持つことを想定していた。
しかし、この柔さでは、運搬するだけで、曲がって壊れてしまう可能性すらある。仕方が無いので、運ぶ為にだけ、その辺にある木材で補強する。
斜めの部材も入れて、2人で持った時、歪まないようにする。
西側袖屋根の周囲を整理し、すぐ仮固定できるよう、Fクランプ、ジャッキなどを準備しておく。
連れ合いに手伝ってもらい、慎重に裏庭、畑を経由して5m長さの柔な側壁パネルを運び、取り付け位置にクランプで仮固定する。
SUSコースレッドで木枠部分をアルミの構造物にねじ止めしていく。これで今までの柔な壁面パネルが殆ど歪まず、強度もしっかりした。輸送用補強を外し、側壁の一応の据え付け完了。
これで屋根下面積が約1.5倍で形状もほぼ対称になり、横からの風や雨に車が濡らされることも無くなり、だいぶガレージらしくなってきた。
一番最初の構想では、角材で枠組みし、そこにポリカ波板を釘止めする事もかんがえたのだが、連れ合いから波板はみすぼらしいとクレームが付いた。既設スライドドアと外観が同じようになるようとの要望を受けていたので、工作難度は増したが、5m長で釘なしの壁面というこの設計にして正解だった。
後は、ブロックで仮押さえしてある下部横桟下に、基礎を作り、下部をきちんと固定して風などでバタつかないようにして、西側部分は完成かな。
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他の「カーポートのガレージ化」の記事はこちらを参照方。
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