2009年からGPSで記録したサイクリングの走行記録をグーグルマップに落とし込み、写真リンクや走行記録データー分析に役立ててきた。記念すべき第一回の投稿はこれ2009-5/23の松姫峠だ。
今ではスマホのStravaなどのアプリで似たような地図をチャッチャッチャと作れるが、10年前に諸先輩から教えてもらった時は、スマホ出現前、地図表示可能な携帯GPSさえ、ようやく発売されたばかりの頃。「えっこんなこと出来るんだ!」だった。
Googleのアカウントを作り、GマップのAPIを取得してGマップをタダで使える環境を整え、Wadachiというフリーソフトに、GPXと写真をぶち込むと、Gマップや高低差プロフィル、その場所の写真などをHTMLにして出力してくれる。それをFFTPで自分のサイトにUPする、そんなことを10年間続けてきた。
所が、今年の7月から、グーグルはGマップへ大量にアクセスするサイト向けにGマップ利用の有料化に踏み切ったとのこと。私のブログなんぞは見る人も少ないので、依然として無料で利用できるはずなのだが、万一の大量アクセスに備えて、自分のクレジットカードをグーグルに登録しないと地図利用はダメらしい。
10年前のAPIなんて忘れた、、、、今更申請は面倒、、、、、とそのままにしていたら、先日こんなことになってしまった。地図の拡大も縮小もできない。ええそうですよ、私がこのWebsiteのOwnerですよ、グーグルさん。
せっかくグーグルマップで作成した走行記録がうまく見れないようになってしまっている。上手く見れないのは時々のみで、アクセスが少ない時は普通に見えている。だがしかし、おぃおぃ、10年分の私の走行地図をどうしてくれるんだグーグルさんよ。
10年前、APIを登録した時のIDは何だったかな? メールアドレスは?
Wadachiの作者が勧めるように、今後のことも心配なので、グーグルマップとはおさらばして、国土地理院とかOpen Street Mapを使うようにしようかな?
横浜で走っていた時には都会の中なので、グーグルマップの方が情報量が多くて便利だったが、信州に帰ってきたらグーグルマップはスカスカ、田んぼや森の中の一本道だと情報量が少ない。さる読者からは地図が分かりにくいとのコメントも頂いた。国土地理院の地図だと等高線とか集落とか2万5千分の一の地図情報が載るので、こちらの方が都合が良さそうだ。
航空写真も使えるし、、、、、一点、ストリートビューが利用できないのは不便だが、Wadachiの作者が勧めるように、グーグルマップにはさよならしよう。
GAFA(GoogleAppleFacebookAmazon)の中では、唯一尊敬しているグーグルだが、やはり現金化の誘惑は大きい。Don't be evil, Google!! だぜ!!