厳冬期を除いて鉄骨強化木材で耐震強化した築70年の洋間にベッドを入れて寝ている。
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ベッドの方が寝心地が良いので、この洋間で寝られる期間を延長すべく、枕元の窓から降りて来る冷気を遮るため、中空ポリカーボネート板による窓の二重化に取り組んだ。
70年前に作られた出窓、いまだに窓枠は現役なるも、上のFixed窓も、下の横開きの窓も隙間だらけで、ここから風が吹き込むので、ここを全面塞ごうという計画。
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製作を容易にするのと、厚みを押さえたいので、今回、ポリカ板に窓枠は取り付けず、ポリカ板のみで窓になる簡易構造とすることにした。まず4mm厚の中空ポリカ板が入るように、上下のガイドレール木桟をトリマーで制作する。
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夏の間は先日設けた網戸から外気を入れられるよう、ポリカ板は開閉できる構造とする為、両端200mmは巾5mmの溝、中央はポリカ板2枚が重なって入れるように巾10mmの溝を深さ8mmで加工する。
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既設の窓枠の上に、この溝付枠をSUS木ネジで固定する。
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4mm中空ポリカ板を入れてみた。あちゃ~あ、一枚のポリカ板の高さが微妙に高すぎて、反ってしまう。
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ポリカ板の高さを調整し、さらに、横にもポリカ板を真っ直ぐにする木桟を追加して、
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中空ポリカ板が反らずに自立し、出窓部分の隙間が殆ど無くなった。これで窓からの熱流出と隙間風が防げることを期待しよう。