宿のすぐ隣がかっての町の中心、中橋と高山陣屋前。
道の両側に用水が流れる、古い町並みを抜けて、
朝一番に高山の宮川朝市を偵察。平日の朝早くなので、観光客もほとんど居なかったが、昼前通ったら結構人出が出ていた。
朝食後、荷物と車を宿に預けて、明治維新後に日本で唯一残った江戸時代の陣屋、高山陣屋を見学。
入口を入ると、江戸の風情を感じさせる青海波の襖が出迎えてくれる。
柱の隠し釘は小堀遠州の真向兎。
中庭の造営も簡素で良いね。
御用米を保管した米蔵が江戸時代の高山を紹介する展示スペースになっている。
続いて、高山まちの博物館を見学したのだが、そちらはまた明日の記事UPとして、続いて、桜山八幡宮/高山祭屋台会館へ。
交代で展示されているからくり屋台を見て歩く。
これらの屋台を作れたのは、林業を中核に、その周辺産業も盛んだった高山の繁栄を支えた商人と「飛騨の匠」が居たから。その結晶がこれら屋台であった訳だ。
奈良時代の寺院から、江戸時代のお城まで、飛騨木材と匠が建設を支えていたらしい。
で、左甚五郎の後継者が作った、眠り猫。
ついでに陽明門も参拝して、
東照宮を一望にして、今日の観光はお終い。山道を辿って、信州に帰りましょう。