4年前に、築70年の洋間の内部に鉄骨(アングル30mmと50mm)と2X4でナンチャッテ耐震シェルターを作った。
その時の記事で:ここまでやれば、平屋の屋根が落ちてきたり、壁が倒れても、生存空間は確保できる強度がある。築70年のこの部屋を寝室として使うのは、3月~11月のみで真冬は暖房の効く母屋で寝起きするつもり。とは言え、家で過ごす時間の1/4くらいはこの部屋で過ごすことになるので、これで安心して眠ることができる。
と書いたのだが、1/1の能登半島地震の震災時の動画とか、その後の被災状況画像を見て、不安を覚えるようになった。特に昔の結合金具なしの軸組工法の家で梁が外れて倒壊している画像を見ると、心配だ。特に4年前に作った時はアングルと2X4とを28mmと120mmのコースレッドで繋ぎ、それを家の木材部に120mmコースレッドで止めただけ。それなりの本数を打ち込んだ。静的には強度があるのだろうが、動的=繰り返しの揺れにより構造不連続部=接合部が外れるのではないかと心配になったのだ。
(下図、見えない所で2X4同士、そしてアングルと木材を多数のコースレッドで結合してある。)
そこで、いままであまり入っていなかった接続金具を追加し始めてみた。
こんな既設の接続に
これだけ金具を追加してみた。
今日はここで時間切れ。また時間を作って、耐震強化を進める予定。