引越前に大急ぎで作っておいた北側のデッキと屋根、一部のはみ出た引越荷物と私の工具類を置いてあるのだが、屋根はあるものの側壁が無いので、とりあえずはコンパネを置いて雨除けとしていた。だが、台風シーズンの雨が吹き込み、随分荷物や工具を濡らしてしまった。
横浜では、3帖と狭いながら、地下の核シェルター/秘密基地/作業小屋に全ての工具や材料が保管できていた。引越してきて、物置きの奥に道具が積んであると、DIYにも、物の整理にも支障がでる。片付かないのは、作業小屋が無いからだと思い腰を上げ、作業小屋の整備に取り掛かった。
まずは側面の引戸製作から。外光が取り入れられ、製作も簡単な4mmハモニカポリカーボネート板と30X40mmの野縁で引戸を作ることにした。まずは縦枠にトリマーでポリカ板が入る5mmの溝を掘る。
続いて上枠には5mm溝とスライド用の突起を削りだす。
下枠はVレール用の戸車を入れる穴を開けて戸車固定。あらま、ポリカーボ溝に突き抜けた、野縁だと寸法ギリギリだなぁ。
滑車とポリカ板が干渉するのでその部分のポリカ板をちょっと削り、ポリカの上下端にはゴミ混入防止の透明テープを張る。
そろった材料を組み立てて、さらに横桟を入れれば、軽量引戸の完成。
せっかくトリマーが有るのだから、本当は、ホゾ組で強固かつ美しく戸を組み立てるべきなのだろうが、今の私にはその技量と時間が無い。SUSコースレッドでガチガチに固めて組み上げたが、まあこれでも10年は持つだろうから、これで良いのだ!!
で、出来上がったのが、こんな感じ。側面からの雨の吹き込みはとりあえず無くなった。