11/7日曜日に、牛に引かれて善光寺、連れ合いに引かれて大町の北アルプス国際芸術祭を観に行った。
大町の色々な場所で美術系を中心にインスタレーション、パーフォーマンスを展示している芸術祭、最初は常盤にある「私を照らす」(展示の詳細は下の写真ダブルクリックで解説へ)
綱の林の中に、私を照らす明かりがある。
続いて、つい先日も出かけた紅葉の高瀬渓谷の仙人岩へ。「源泉」と題されたこのンインスタレーション(展示の詳細は下の写真ダブルクリックで解説へ)
岩の上から滴り落ちる水のカーテンが秋の光に輝き、その後ろの紅葉をさらに煌めかせている。
高瀬渓谷をさらに遡って、名倉ダムへ。「不確かな風向」(展示の詳細は下の写真ダブルクリックで解説へ)
高瀬渓谷を吹き抜ける風を感じられるだろうか?
標高を下げて、大町ダム近くの公園まで来ると、紅葉が最盛期。松本平を作ったという神話の主人公、犀龍の子、泉小太郎を形作った公園で一休み。
エネルギー博物館の壁画、「土の泉」を眺めて、
このあたりで、昼ご飯はANA ホリデイ・インリゾート信濃大町くろよんへ。お値段はお高かったものの、景観代だと思うことにしよう。
昼食後は若一王子神社へ。「風の架かるところ」
大町の東山を辿る塩の道を感じることのできる作品かな?
最後に、大町の市街地に戻り、集中的に作品を見ていく。
寂れた商店街も空いた店舗をアート作品の展示場にして、人の賑わいを作りだしている。「すべては美しく繋がり還る」
統合で廃校になった大町北高の校舎での展示。「大蛇」
「自然の美しさと調和」
天気の良い日曜日、鑑賞パスポートを購入して周遊していた見学者は数百人以上いたように思われ、地方都市を盛り上げる為のアートフェスとして、それなりに成功しているように思う。
この他にも数倍の展示場所、インスタレーションがあるのだけれど、一日では回り切れない。11/21までやっているようなので、今度は一人で、自転車で来てみようかとも思う。