逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



温室の育苗棚の温度を制御するのに、良さげなデジタル温度コントローラーが密林に売っていた。

 

早速購入。箱には製品が入っているだけで、説明書は一切なし。、、、、、、
(と思ったのだが、後で良く見ると、箱の底に解りにくい英文の取説がくっついていた。)
ここで、キチンと取説や結線図をネットで調べれば良かったのだが、ブツを目の前にすると、つい作業をしたくなってしまう悪い癖。
育苗箱には電熱マットを繋げるので、容量の大きな2スクエア=27Aの電線で配線することにする。


電源、センサー、ヒーター、冷却ファンの4本の電線を繋げば良いのね。簡単簡単。ターミナルボックスの端子間が狭いので、念のために電線端は半田揚げ。PowerにはAC100V、Sensorには熱電対2本線、Heatingには育苗ヒーターに繋げるコンセント、Coolingにはファンにつなげるコンセントを接続してと、
チャチイ端子台に何とか半田揚げした端末をヤスリで整形して繋ぎこんで、、、、


電源を入れて、温度が表示され、ヨシヨシ、、、、、SはSettingスイッチだろうから、設定温度を25℃にしてと、、、
温水と氷水を準備して、熱電対を交互に放り込む。設定温度の25℃になれば、内部でリレーが切り替わる音はすれども、ヒーター、冷却ファンのスイッチがON/OFFされ、突っ込んだテスターにAC100Vが供給される気配がない。

なんだこれ?  密林のコメント欄を読むと、不良品、動作しないのコメントも散見。されど、他のコメントに、これは温度リレーだから、、、、、のコメントがあった。

そうだよ、良く端子台のHeatingのミミック表示を見れば、この2端子はOn/Offスイッチで電源供給ではない!!  いわゆる消費者向けのコントローラーではなく、工業向けのリレーなんだね。

と言う事で、配線を作り直しすることに。


端子台を付けて、キチンと配線するのが正しいやり方なのだろうが、すでに小さな保護ケースを作ってしまっているので、上図のように電源供給側の接地側(青)と非接地側(黒)を3分岐させ、スイッチの後側で結線。


トンマな配線ミスを乗り越えて、何とか正しい配線ができました。良かった良かった!
(でもね、せめて英文の取説か結線図が箱の中に入って居れば、、、、、、でも早トチリで失敗したかもね?)実は英文取説は有った!!

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 今後の操作時の為の説明書
 From Snowmanさんから、 温度調節器STC-1000動作説明書: SNOWMAN (way-nifty.com)
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温度調節器STC-1000動作説明書

主な機能(Main Function)

冷却と加熱モードの切り替え;
設定温度、差分温度のセットによる温度制御;
温度校正;出力遅延保護による冷却装置保護;
制限温度を超えたときまたはセンサ異常時のアラーム

仕様とサイズ

◆フロントパネルサイズ:75(L)×34.5(W)(mm) 
◆マウントサイズ:71(L)×29(W)(mm)
◆製品サイズ:75(L)×34.5(W)×85(D)(mm)
◆センサケーブル長:2m(含温度検出プローブ)

技術パラメータ

◆温度測定範囲:-50℃~99℃
◆分解能:0.1℃
◆精度±1℃(-50℃~70℃)
◆パワーサプライ:110VAC 50Hz/60Hz
◆消費電力3W未満
◆センサ:NTCセンサ(1PC)
◆リレー接点容量:冷却(10A/250VAC);加熱(10A/250VAC)
◆周辺温度:0℃~60℃
◆保管温度:-30℃~70℃
◆相対湿度:20~85%(結露なし)

パネル説明

Dsc_0938_edited2

表示説明:3桁LED+負の符号+状態表示ライト
(状態表示ライト(冷却、加熱)+「セット」状態表示ライト)

キー説明:
 “S”キー:セットキー;
 Stc1000up2_3キー:UPキー;
  Stc1000down2キー:DOWNキー;
 2_3;電源のON/OFFキー

 

インジケーターライトの状態説明
状態表示ライト    機   能    備   考
冷却表示ライト 点灯:冷却中表示;滅灯冷却停止;点滅:コンプレッサー遅延タイム中 冷却、加熱表示ライトは、同時にON状態にはならない。
加熱表示ライト 点灯:加熱中;滅灯:加熱停止
セット表示ライト 点灯:パラメータ設定状態  

キー操作説明

1 パラメータの確認方法

 通常動作状態で、Stc1000up2_2キーを押すと(押している間)設定温度を表示します。;Stc1000down2_2キーを押すと(押している間)差分温度を表示します。

2 パラメータ設定方法

 通常動作状態で、“S”キーを3秒以上押し続けると、パラメータ更新モードに入り、“Set”
表示ライトが点灯し、画面に最初のメニューコード“F1”が表示されます。Stc1000up2_4キーまたは、Stc1000down2_3キーを押すことで、メニューコードを切り替え表示させます(F1~F4)。“S”キーを押して、現在のメニューの設定値を表示させ、“S”キーを押しながらStc1000up2_5キーまたはStc1000down2_4キーを(同時に)押すことで現在表示されているメニューの設定値を変更します。

 セッティングが終了したら、2_4(電源)ボタンを押して離すと、直ちに更新された設定値をセーブして、通常の温度表示画面に戻ります。
もし、10秒間何もキーが押されなければ、設定値は更新されずに、通常の温度表示画面に戻ります。

3 システムデータ復元

 帯電したとき、システムは自己診断し、画面に“Er”と表示します。もし、エラーが復旧したら、ここで、いずれかのキーを押してください。そうすると、システムのデフォルト値に復元し、通常動作モードに入ります。このような状態では、設定値を再セットすることが推奨されます。

操作説明
 通常動作状態で、2_5電源ボタンを3秒間押し続けると、電源が切れます;加熱または冷却状態でも同様に電源が切れます。
測定温度(現在の温度)の値が(設定温度+差分温度)以上の温度を示す時、冷却表示ライトが点灯して冷却状態になり、冷却リレーが接続されます;冷却表示ライトが点滅していれば、冷却装置がコンプレッサ遅延保護状態であることを示します;測定温度の値が設定温度以下になれば、冷却表示ライトを滅灯し冷却リレーの接続が解除されます。
測定温度(現在の温度)が(設定温度-差分温度)以下の温度になれば、加熱がスタートします。加熱表示ランプが点灯し、加熱リレーが接続されます。測定温度(現在の温度)が設定温度以上になれば、加熱表示ランプを滅灯し、加熱リレーの接続が解除されます。

 

メニュー説明
コード 機  能 レンジ デフォルト 備  考
F1 温度設定 -50℃~99.9℃ 10℃
F2 差分温度 0.3℃~10℃ 0.5℃
F3 コンプレッサ遅延時間 1~10分 3分
F4 温度校正値 -10.0℃~10.0℃ 0℃

エラー説明

センサエラー時のアラーム:

 センサが断線または短絡したとき、センサエラーアラームモードになり、全ての動作状態は、ブザーアラームが鳴り停止します。そしてニキシー管(なんと古めかしい表現なんでしょうw)は“EE”を表示します。いずれかのキーを押すと、アラームを解除できます。エラーとその原因が取り除かれると、システムは通常の温度表示に戻ります。

 測定温度(現在の温度)が、温度測定範囲を超えたときのアラーム:測定温度(現在の温度)が温度測定範囲を超えた時、システムはエラーアラーム機能を起動し、全ての動作状態は、ブザーアラームが鳴り停止します。ニキシー管は“HH”を表示し、いずれかのキーを押すと、アラーム音はキャンセルされます。温度が正常な測定範囲に戻ると、システムは通常動作モードに戻ります。

保安規定

★危険
1.センサの引き込み線を、電源線やリレーインターフェイス出力をお互いに厳格に識別すること、そして誤った接続やリレーのオーバーローディングの禁止。
2.危険:電源を切断しないで、ワイヤーを接続することを禁止。

★警告
高温多湿、強電磁波インダーフェース、強腐食環境でのマシンの使用禁止、

★注意
1.電源は説明書が指示した電圧に適合させるべきです。
2.干渉を避けるため、センサの引き込み線、電源の線は適切な距離が保たれるべきです。

配線図

 

 

Photo_2

 

 

 



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