隣村で採れた初物の「こごみ(左)」と
「しゃく(右)」です。
こごみはよく 蕨(わらび)や薇(ぜんまい)と
間違われる方がいらっしゃいますが、
シダ植物というところは共通していますが
このこごみは灰汁がないので調理が簡単
茹でて すぐに食べられます。
昔はお茶請けに
茹でこごみ+マヨネーズ+鰹節+お醤油
これが定番 春の季節の風物詩みたいに食卓に並びました♪
写真のように太いこごみは
土に栄養がある所にしか生えません
モンビエの周囲に出てくるこごみは
痩せ細っていて食べごたえがない代物ばかりです。
明るい緑色の葉が大好きなので
モンビエの花壇には観賞用&切花用として植えてありますが、
摘んで朝の味噌汁の具になっている事もしばしば(^^;
息子たちは気づいていません(笑)
カルシウムがキャベツの1.6倍、
亜鉛が2.9倍、
ビタミンではベータカロテン、
B1、B2、B6、 C、E、K、葉酸を多く含みます。
アラキドン酸と呼ばれるビタミンFも含まれていますが、
これは高等植物にはない栄養素、
人間の体内で合成されない成分です。
体の免疫機能を調節して
全身のさまざまな症状を予防するビタミンF
花粉症など免疫力が弱っている方に有効です
生食もできますが たくさん食べるとお腹がゆるくなるので
少しだけにしておいて下さい。
調理では茹でたあとは水にさらさないのがコツ
ざるにとったらすかさず
コーヒーのシルバースキンを取る時のように(←わかります?)
宙に飛ばしながら 熱をとります。
水にさらすと 頭のシダの部分に余分な水分を含んでしまい
水っぽく まずくなります。
茹でる時に ゆですぎない!
塩を少し多めにゆでるといいですね
見た目も可愛く 味わいもくせがないので
和・洋・中なんでも応用が効き
和え物、天ぷら
パスタ、グラタン、八宝菜、酢豚
どんなメニューにもしっくりきます
こごみだけで長くなってしまったので
「しゃく」については 次回記事にアップすることにします。
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