経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

パラ読みの勧め。

2008-04-27 00:38:43 | ひとりごと
ゴールデンウィークに入っていますね。

でも10連休の人もいればまだ連休に入っていない方もいると思います。

普段読めなかった本を何冊か“買って”みるのがいいですよ。
お勧めなのは「パラ読み」。

これは文字通り「パラパラと好きな箇所だけじっくり読む」ことをネーミングしていました。
どんな本を読もうかなぁ~と思っている方は
ここ【moreなLibrary】にありますから参考にしてくださいね。


シリーズ「日曜日の1冊」

「効率が10倍アップする新・知的生産術」
~自分をグーグル化する方法~




著者はスーパーお母さんですが、自転車で移動し、週に2回はカラダをエクササイズしてハイテク体重計などをでカラダのマネジメントも怠らない。

情報はgoogleで一元管理、もちろん手帳も併用してタイムマネジメントもバッチリ。

なんか誰かさんとやっていること同じじゃん!
こんな方法がやっぱりあるんだなーと感じながらmoreスタイルをもっとバージョンアップしてノウハウ公開していこうと思います。


デビューの真相。

2008-04-26 08:15:39 | ひとりごと
4月から世の中の環境は変わった人たちはたくさんいます。

新年度が始まるからですよね。学校関係では新学期。

学校のときの思い出は脳も新鮮なのでしっかりと記憶しています。
小中学校のときは学校の勉強も良くできた生徒でした。

でも高校入学した時点でまったくの“落ちこぼれ”。授業で先生が言っていることなんてまったく分からず、苦しい日々でした。教室にいるのが苦痛で苦痛で・・・。

居場所を見つけたのが「部活」。
そこでテニスに必死になっていたので、何とか高校時代を楽しく過ごすことができました。そんな高校の仲間は今でも気の置けない仲間としてよく会っています。
人生の師匠である先輩とも出会えました。

およそ勉強とは縁のない学生時代でしたが、仕事をしているといろいろなことが起こるものです。

仕事を始めた直後は専門学校の講師をやらせていただきました。
しばらくして短期大学の講師もやりました。

そしておじさんの憧れ(?)女子短大の講師もやらせていただきました。
(憧れと実態の違いは知らないほうが良いでしょう・・・・。)

それで、この4月からは、大学院の客員教授になりました。
中京大学大学院でビジネスイノベーション学科があり、そこで中小企業診断士になるために必要な企業実習のカリキュラムがあります。

いわゆる「企業診断」の実習ですね。
大学院生は2年間で5つの企業を実際に診断をして学びます。全員が社会人で30代、40代、50代の熱心な方たちです。
平日には大学院の通常の授業があり(すべて夜間)、そのうちの1科目「診断実習」を担当しています。

立派な診断士になっていただけるようにmoreが持っているノウハウをどんどん伝えていこうと思っています。

2年後には中小企業診断士試験の中で教えられたのではなく、
「大学院でmoreに教えられた中小企業診断士」が誕生します。
しっかりと取り組んでいます。

速読はしない。

2008-04-25 07:34:59 | ひとりごと
小学生の時に図書館で何冊本を借りているかを示したグラフが教室に張ってあった。
友達と競い合って伝記などを読んでいたものだ。
野口英世、宮沢賢治、福沢諭吉、エジソン、ライト兄弟、ベーブルースやファーブル、キュリー夫人、ニュートン・・・・、(うーん、名前が出てこないなぁ)などなど貪り読んでいたような気がする。

今ではどうもビジネス系の本を「買う」ことが多くなったが本当にたくさんの本を買う。
でも、それを速読しようとは思わない。

実践しているのは「パラ読み」だ。
文字通り「パラパラと読む」のだが、気になる箇所は決して早く読まずじっくり読む。
その時間はものすごく集中して読むことが出来る。

ちょうど立ち読みの時が集中力が高まっている時と同じである。

そしてもうひとつ欠かせないのが三色ボールペンだ。
このボールペンを使ってどんどん線を引いていく。コレが後々になって抜群の効果を発揮する。

ビジネス書などはなかなか後で読み返すことも少ないのだが、パラパラ読み返したときに三食ボールペンで色づけされた箇所をさっと拾い読みすることが出来る。

ここでインプットされた情報は深く脳に刻み込まれる。

本は本当に多くのことを教えてくれて気付かせてくれる。
気が付いて、いいと思ったことはどんどん広げたいと思う。

だから情報が満載の本は強弱をつけて読む「パラ読み」なんです。

こんな本買って読んでいます。
『moreなLibrary』

毎朝1冊パラ読みです。

リッツのメモです。

2008-04-25 07:03:33 | ひとりごと
何度かリッツカールトンへ宿泊をしてお客様をお連れしてセミナーを開催したことがあります。
ベストセラーにもなった林田さんから直接お話を聞きました。

一番の理解は自分のお金でリッツカールトンホテルへ宿泊し「体感」してくることです。
そこでどんなコトを感じるかが経営センスにつながります。

ちょっとなんだか恥ずかしいですが、moreメモ(講演中のそのままです。)公開します。

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「顧客満足とどう収益につなげるか?」
~サービスで小さな奇跡を起こす方法~
元ザ・リッツカールトン大阪営業統括支配人
林田正光氏(株式会社HAYASHUDA,A総研)

講演内容

・お客様が言葉にされない願望やニーズをいかに先読みするし、お応えする。
・25000人の社員で全世界に62のホテルがある。

・23歳のビーチのスタッフが感動を与え、良い影響を与えることが最高のリーダーシップ。
・なぜ、そんなサービスができるか?
→「エンパワーメント」
・1日$2000の経費が計上されている。それを最大に利用する。
・自立型の人間を作っている、指示待ち人間ではダメ。

・10年前日本発リッツカールトンがオープンした292室(600人の社員)。
・4000人の応募の内600人。寄せ集めの集団がなぜ。

・ハード(料理)での感動なんか持続できない。
→「サービスが売り物」
・顧客満足は当たり前、顧客感動サービスを目指す。
・2年目に関西一、数年後日本一のホテル。
・リッツ:292室、120億円。京都全日空300室、68億円。

・「(スタッフ同士)名前と顔を覚える」、わずか3秒のコトバ。
・名前と笑顔、アイコンタクトをして信頼を作る。
→風土も変わってくる
・クレド「哲学」=魂、信念。お客様への道しるべ、ESも必要。

・部署を超えた協力、従業員同志を社内顧客と位置づけた。社内にファンを作る←あなたのためにいつでも協力する。

・「モットー」紳士淑女をおもてなしする私たちも紳士淑女です。
・サービスPOLICY
1.エスコートサービス
→ご案内をする(当たり前のことはサービスではない)
2.パーソナルサービス(個別サービス、決め細やかなサービス)
3.ノーと言わないサービス(お客様の言い分を聞く)
→感動を呼び、感動が余韻を呼び、お客様を呼ぶ。

・「数あるホテルの中でお選び頂きありがとうございます。」お客様の目線に立ってお礼を言う。
・満室の時に他のホテルを手配する。
・感動を呼び起こすには期待を超えた気配りサービスが必要。

・口コミ戦略がある。
・「小さなサービスを継続する」
→継続は力なり。
・勉強会の重ね、CSの積み重ね。

・企業価値
→ブランドができる→良い人材が集まってくる(離職率が減る)
・お客様が満足するリピーターになる売上が上がる
・紙一重のサービスが「ミスティーク」

・ファンをロイヤルカスタマーを作り上げる
→社外セールスマンを作る
・徹底した紳士淑女を作り上げる
→自分ブランドを作り上げる
・ロイヤルカスタマー戦略を作り上げる

・気付きの感性、感性を磨く
→勉強会を開く
・リレーションサービス→部署を超えて情報を共有しておもてなしをする
・(パートさんであっても)おもてなしの心を学んでいってください。クレドの心を学ぶ
・ホスピタリティの心を学ぶ

・ファイブスター社員=模範社員
・理屈はわかっても風土ができていないと(全員が同じ考えを持つ)、CSは実現できない。

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リッツカールトンホテルで実践しているおもてなしサービスは「特別なこと」はほとんどありません。

ホテルとしては決して大手ではない企業ですが、自分たちの考え方に基づいて日々実践しているところが今日のブランドを作り上げています。
宿泊してみれば実感できますが、小手先ではない使命感すら感じます。


さて、いつ泊まりに行きましょうか?




オホーツクの焼き塩味

2008-04-24 06:59:37 | ひとりごと
北海道へ行ってもなかなか手に入らないんですよ~。

「じゃがャbクル」。
午前中に大体売切れです。

5月に札幌で講演があるのですがその打合せにお土産でいただきました。

北海道の事情を聞くとなかなか元気がないそうです。

外から見ると
「北海道は地域資源もたくさんあって、何よりも“北海道”そのものがブランドなんだと思いますよ。」とお話ししていました。

どこでもありがちですが、自分たちだけでは気が付かない点がたくさんあるものなんですよね。

コレを自分たちのビジネスに置き換えれば、まず
・当事者(経営者)が元気がなければお客様に喜んでいただけるわけがない。
・自分たちの良さを客観的にわかっていなければお客様にアピールできない。
・絶えず変化していく経営環境に対応していかなければお客様はどこかへ行ってしまう。

誰もが知っている北海道だからこそ、もっとたくさんの方に知っていただく努力をする。
北海道の地名が日本国内で一番知られているのではないでしょうかね。札幌はもちろんのこと、函館、釧路、小樽、十勝、網走、旭川、夕張、稚内、室蘭、岩見沢、洞爺湖、摩周湖・・・。
ちょっと思いつくだけでこれだけあります。
ひとつの県でコレだけさっと市や地名を思いつく県はないでしょう。

外(北海道以外)の人たちにとっては、北海道の認知は出来ているはずです。
食べ物や観光資源が豊富に“ある”。
そこに落とし穴があるのかもしれませんね。
“ない”なら必死になって考えるのですが、“ある”のでなんとなく安心してしまって次のアクションまで行きにくいのかもしれません。

すぐ近くに“ある”コトに気が付かないで“ない”ことを嘆いていても前には進めませんね。