そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

春の足音

2007年02月26日 | ポエム&好きな言葉
まるで私が来るのを知って、待っていてくれたような落ち椿。

でも花自身は、人に見られることなど期待していない。
その、いさぎよさが気持ちいい。


一粒のタネが芽生え

懸命に木を養い

やがて花を咲かせ 

枝から離れる時が来たので

こだわりもなく落ちて 

土に還ろうとしている

まだ こんなにきれいなのに・・・


< 落ち椿 色あせぬまま土に咲く >




桜が咲いた。

毎年、桜の時期に先駆けて花開くので、遅咲きの梅かと勝手に思い込んでいた。
オシベが長くて賑やかだから。

よく見ると、花びらの先がサクラの形。(梅の花の写真を添えているので、見比べてくださいね)
不思議な花です。

< 梅かいな桜かいなと惑わされ > 

どなたか名前をご存知でしたら、教えてください。





お寺の庭に咲いていた馬酔木。

「今年はもう、何が咲いても驚かないぞ!」
と思っていたけれど・・・ 

< 馬酔木(まよいぎ)が日差しにつられ 迷い咲く >




これは季節には関係ないけれど、そのお寺の鬼瓦。

街中で見かけることは少なくなってしまいました。
すぐ近くににコンビニが出来たりなどして、少なからぬ違和感があります。
鬼瓦は、その移り変わりをどんな思いで見てきたのでしょうか

< 鬼瓦 み寺の屋根に何を見る >




鬼瓦を見下ろしている雲も、なんとなくの~んびりしている。
北風と競争して走っていた頃のように、あわただしくないのが、いいね。

<やわらかな曲線描き 雲も春 > 



寄り道へのお誘い
☆ お馴染みの、門間さんのHPの雑記ですよで、雪の結晶の幻想的な写真が見られます!


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コメント (13)
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