悲しい、寂しい、死にたい、殺して、と言い続けていた私に、友達がきれいなノートをくれて、こう言いました。
「毎日、その日にあったことの中で「良かった」と思えることを書いてみて!
何にも無いと思っても、一生懸命探して、こじ付けでもいいから一つは必ず書いてね」
その頃は毎日、今までを後悔し、自分を責めて涙を流してばかりだった私は、
マンションの6階の部屋から下を見下ろしては「ここから飛び降りたら死ねる」と思ってばかりいました。
そんな暮らしの中で「良かった」探しをしろと言われても・・・・
でも、根が真面目なもので、必死でさがしましたよ~
☆ 紅茶を飲んだ。
美味しいと思った。美味しいと思えるものがまだあって良かった!
(ウツになると、物の味などあまり感じなくなるのです)
☆ 朝起きたら、ご飯が炊き上がっていた。
良かった!
電気釜がなくてタイマーも付いていなかったら、もっと早起きしなくちゃなら
なかった。
今の時代に生まれてよかった!
☆ 空を飛ぶ鳥を見て思った。
鳥は毎日自分で食べ物を探さなければならない。
探しても、ありつけるとは限らない。
私は、自分で探し回らなくてもご飯が食べられる。
人間でよかった!
☆ トイレに行った。
大も小も出てくれた。全然出なかったら死んでしまうのだ。
よかった、よかった!
☆ 調子が悪くて熱が出た。しんどい・・・
でも、子供ではなくて私で良かった!
こんなアホみたいなことを毎日書いているうちに、不思議なもので「良かった探し」が少しずつ上手になってきました。
渋滞していた気持ちが、少しずつ流れ始めたのでしょう
何しろ努力して探さなければならないので、生活の中の視点が変わっていくのです。
それが幸いしてか、気が付くと「死にたい」と思うのを忘れている時間が、多くなっていました。
つまらない、良いことなんて何も起こらない。
なんで私だけ、こんなにつらいの?
生きてたって苦しいだけじゃない、、、
そう思い込んでいた暮らしの中にも「良かった」と思えることが、実はこっそりと
あったんですねえ。
見えてなかっただけ!
ピントがそこに合っていなかっただけ!
ほら
無色透明だと思い込んでいたクモの糸だって
陽が当たるとこんなにきれいな色が見えます!
もう網はボロボロになっているというのに。
やがて私は、少しずつ元気を取り戻していきました。
そして写真を撮り始めて、小さな自然に触れることで、また新しい世界の存在を知ることになったのです。
いま、こうして皆さんと楽しくコミュニケーションが出来ているのは「良かった探し」のお陰なのです!
いい友達がいてくれて、良かった!!
(一番上の写真は、「薄明光線」という名前です。雲にさえぎられた夕方の光が、はるか彼方へと伸びて、とてもいい気持ちでした)
「毎日、その日にあったことの中で「良かった」と思えることを書いてみて!
何にも無いと思っても、一生懸命探して、こじ付けでもいいから一つは必ず書いてね」
その頃は毎日、今までを後悔し、自分を責めて涙を流してばかりだった私は、
マンションの6階の部屋から下を見下ろしては「ここから飛び降りたら死ねる」と思ってばかりいました。
そんな暮らしの中で「良かった」探しをしろと言われても・・・・
でも、根が真面目なもので、必死でさがしましたよ~
☆ 紅茶を飲んだ。
美味しいと思った。美味しいと思えるものがまだあって良かった!
(ウツになると、物の味などあまり感じなくなるのです)
☆ 朝起きたら、ご飯が炊き上がっていた。
良かった!
電気釜がなくてタイマーも付いていなかったら、もっと早起きしなくちゃなら
なかった。
今の時代に生まれてよかった!
☆ 空を飛ぶ鳥を見て思った。
鳥は毎日自分で食べ物を探さなければならない。
探しても、ありつけるとは限らない。
私は、自分で探し回らなくてもご飯が食べられる。
人間でよかった!
☆ トイレに行った。
大も小も出てくれた。全然出なかったら死んでしまうのだ。
よかった、よかった!
☆ 調子が悪くて熱が出た。しんどい・・・
でも、子供ではなくて私で良かった!
こんなアホみたいなことを毎日書いているうちに、不思議なもので「良かった探し」が少しずつ上手になってきました。
渋滞していた気持ちが、少しずつ流れ始めたのでしょう
何しろ努力して探さなければならないので、生活の中の視点が変わっていくのです。
それが幸いしてか、気が付くと「死にたい」と思うのを忘れている時間が、多くなっていました。
つまらない、良いことなんて何も起こらない。
なんで私だけ、こんなにつらいの?
生きてたって苦しいだけじゃない、、、
そう思い込んでいた暮らしの中にも「良かった」と思えることが、実はこっそりと
あったんですねえ。
見えてなかっただけ!
ピントがそこに合っていなかっただけ!
ほら
無色透明だと思い込んでいたクモの糸だって
陽が当たるとこんなにきれいな色が見えます!
もう網はボロボロになっているというのに。
やがて私は、少しずつ元気を取り戻していきました。
そして写真を撮り始めて、小さな自然に触れることで、また新しい世界の存在を知ることになったのです。
いま、こうして皆さんと楽しくコミュニケーションが出来ているのは「良かった探し」のお陰なのです!
いい友達がいてくれて、良かった!!
(一番上の写真は、「薄明光線」という名前です。雲にさえぎられた夕方の光が、はるか彼方へと伸びて、とてもいい気持ちでした)