そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

夕やけ三昧

2009年08月24日 | 夕やけと薄暮
涼しい風が吹き抜けて、うろこ雲が夕やけ色に染まっていました。

今年の夏は、ほんとに駆け足ですね。

なにかと悩み、迷うことの多かったこの夏。
それでもなんとか、生きて過ごせました。

大げさな、、、とお思いでしょうが、病気を抱えている私には一日生かされることが、とてつもなく有りがたく感じられるのです。


上の写真は我が家の真上の空。

こちらはその頃の西の空です。


このこんもりとした林の木も、私がここに住むようになった頃から見ると、すっかり背が高くなりました。

だから、夕陽は、以前より早く沈むようになってしまったんですよ。


仕事をしていた頃、何度か四面楚歌とか孤立無援とか、感じるようなことがありました。

それは仕事の上でのことであったり、母の介護のことであったり、子供の進学に伴う経済的なことであったり・・・・

いまここで、気が狂ってくれたらどんなに楽だろう
そんなふうに思った夜もありました

それでも、
いま自分に出来ることは何だろう?
と、一生懸命に考えれば、ありがたいことに何かが見つかりました。
そして、そこを突破口に道が開け始めたり、助けてくれる人が現れたり。

そうなると、人生って捨てたもんじゃないなあと、また元気が出てくるのです。



これは昨日ではありません。
8月始めの頃のある日の夕やけです。

あまりきれいだったので、この金色の雲の上には、カミサマが乗っておられるのかもしれないと思いました。


カミサマはときに、こんな白鳥のようなお姿だったりして




人は、ともすれば「ザ・ベスト」を良きものとして望みがちです。
けれど、それはたやすくは手に入らず、ときとして落ち込みます。

いつも「マイ・ベスト」を!!
そう教えてくれた人がいました。

自分に妥協を許さず、信念を貫き努力を重ねる。
なかなか大変です。
でも、その結果手に入るマイ・ベストこそ、自信というものになって自分の背骨を太くしてくれるんですよ、と。
他人の評価を気にしないで生きていくには、これしかないなあと、最近思います。





ひと日の労苦をねぎらってくれた夕やけ雲が色あせて、静かな夕闇が私たちを取り巻き始めます。

窓には明かりが灯ります。
やがて帰ってくる人を待つ明かりでしょうか・・・・


眠りの前に、ささやかでも、今日の楽しかったこと、うれしかったこと思い出してみませんか?

そして仰向きに寝て、お腹の上に軽く手を乗せて、腹式呼吸をするとよく眠れます。

ゆっくりと、お休みなさ~い。
明日もいい日でありますように。




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コメント (9)
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