そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

自分が高齢者になるということ

2018年08月02日 | どんぐり屋のつぶやき
暑い暑い大阪府枚方市に住んでいた頃に写した一枚です。

今年にも劣らない暑さの一日がやっと暮れて、それでもまだ姿を留めていた入道雲に、ため息をついた記憶があります。
題して「月夜の入道雲」

それはさておき・・・
今日のテーマは、実は最近新聞で見た本、新刊の本の題名なんです。

最近ケガをして「またこけたん?」と呆れられて、つくづくと感じた気持ちがよく表れてるので、使わせていただきました。
因みに、老年精神科医・和田秀樹さん著・新講社の出版です。

さてさて、友人たちに呆れられた私がこけた(転んだ)のは、10日ほども前の事でした。
朝の散歩に出て、しばらく見ていないヤマイモの成長の様子を確認しに行きました。

そしてたった2段の階段を降りようとして、踏みはずしたんです。
3段にすればいいような高い階段でいつもはそこからは降りなかったのに・・・
こんな階段です。これは降りる方が間違ってますよね?

少し変則的でしょう?
「ちょっと高いなあ~」と一瞬危険を感じたものの、すでに脚は一歩前に!
そして、アスファルトの道路に激突!!

とっさに手をついたようで、顔は打たずにすみました。
手に掛けていたカメラも、なぜか無事!(このカメラは強者で、以前に8階のベランダから落としても無事でした。もっとも下は土で草が茂っていたんですけどね)

あっ、膝をやっちゃったかな? ものすごい痛みで立てません。しばらくは呆然とその場に座り込んでいました。

救急車?! と思ったのですが、なんとそのときに限ってケータイを持っていませんでした。
自宅は近くだったので、ゆっくりと歩いてとにかく辿り着きました。

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さて数日後、とにかく骨が心配だったので、ギプスを覚悟して整形外科へ。
ドキドキでしたが、幸いなことに骨は無事!

でも、数日しても痛みが軽くならないので、今度は皮膚科へ。
そして親しい先生に、ぼろくそに叱られました
「なんでもっと早く来ないんや~~!! 手遅れじゃん

先生曰く、傷が渇いてしまって厚いかさぶたになっているので、これでは全治まで日数がかかり、しかもたぶん跡が残るで・・・と

それでも、ちゃんと治療してくださり(当り前?!)通院が始まりました。
まあ、これからは「日にち薬」になるわけです。

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春にツクシ摘みに行ったとき、足をすべらせて転げ落ちたことがあったので、友達たちは「またか」と呆れたわけです。
いえ、呆れたのは友達だけではありません。
私自身も呆れました!!

そして思ったのです。
「あっ!と思った瞬間に、体を調整出来ずにそのまま転んでしまう・・・
これぞ老化現象だったのですね。

危険を感じた瞬間に、それを脳に伝えて危険を回避できるのが「若さ」でしょう。
私は敏捷性には自信があったのに、それが発揮できなかった。
2度も事故を起こして、「あ、もう若くないんや~~」と強く実感。
まだまだ若いと思っていたのに・・・すごく落ち込みました。

高齢者の車の事故も、そのへんの体の中の連携がうまくいかなくて、起きているのかも?
とも思いました。

これからは、杖を使ったりして高齢者であるという自覚を強くしようと、自分に言い聞かせたことでした。
だって、痛いし、通院のタクシー代や治療費が、メチャかかるんですもの。年金暮らしにはツライです~~

コメント (14)
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