そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

行く春

2021年04月08日 | どんぐり屋のつぶやき
日足の伸びたある日の夕暮れ時 大きな暈が見えました。
お日さまの高度が低くなっているときだったので、大きく見えたのでしょうか?
びっくりしました。

今年の花も大阪では終わりを迎えています。
散り残りの花びらが、ときおり風にのって舞い降りてくるくらいになりました。
花の散った後には赤い蘂(しべ)が残っています。

そして、それもやがて散ってゆくのです。
「さくら蘂降る」は晩春の季語になっていますね。
     花終わり人影見えぬ公園にさくら蘂降る色あざやかに

たくさん咲いていたたんぽぽも、綿毛が増えて・・・
良く晴れて風の無い日なら、折り取って音\久間にかざせば、虹色に輝く綿毛が見られます。

     虹色の綿毛をつけたたんぽぽが名残惜しげに輝いている

足元にはカラスノエンドウがそろそろ小さな鞘をつけています。
よく見ると、

こんな風に葉先がすこし引っ込んでいます。矢筈(やはず)(昔の武士が使っていた矢の弦にかける部分の引っ込んだところ)に似ているので、カラスノエンドウのまたの名をヤハズエンドウと呼ぶのだとか。
よく見れば、こんなへっこみの無いやや細い葉っぱのもあり、それはホソバヤハズエンドウというのだそうです。

因みにカラスノエンドウは「カラスの」+「エンドウjではなくて、「カラス」+「野エンドウ」なんだそうですよ(笑)
ずっと前にブログのお友だちに教えていただきました。

もうしばらくして、鞘の中の実がふくれてきたら、取り出して集め「カラスノエンドウご飯」を焚くのが晩春の楽しみの一つになっています。
手間がかかりますが、楽しいです♪

コメント (4)
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