これはちぎり絵の作品です。作者は90歳!
私の父の、大学時代の親友Kさんの奥さまです。
Kさんは大学卒業後、郷里で農業をされていましたが、農作業の時の怪我が原因で不幸にも片足切断というハンディを背負わねばならなくなりました。
そのとき私の父は「なあKよ、世の中は、どうあがいても成るようにしかならんが、気落ちせずに地道にやっていれば、なんとか成っていくものでもあるよ」と励ましたそうです。
これは九州の片田舎から上京して大学に学び、自力で経済界を泳いできた父の、それまでの人生を振り返った実感であったのでしょう。
その後、長い時間が過ぎて父は急逝し、事情があって私が子供を抱えて生活苦に喘いでいた時に、この貼り絵の作者である奥様が、その、父の言葉を今度は私に贈ってくださいました。
Kさんは、父の言葉に励まされて自暴自棄にならずにやってこれたと、喜んでおられたそうですが、私もまた、父に励まされたような気がして、苦しい生活を乗り越えることが出来ました。
その後ずっと、奥様との文通が続いています。
すっかりお年を召されましたが、趣味のちぎり絵を楽しんでいらっしゃる、素敵なおばぁちゃまです。
頂くお手紙にも、いつも周囲への感謝の言葉や、四季を愛でる言葉が書かれていて、私に「そよ風」を下さるのです。
私の父の、大学時代の親友Kさんの奥さまです。
Kさんは大学卒業後、郷里で農業をされていましたが、農作業の時の怪我が原因で不幸にも片足切断というハンディを背負わねばならなくなりました。
そのとき私の父は「なあKよ、世の中は、どうあがいても成るようにしかならんが、気落ちせずに地道にやっていれば、なんとか成っていくものでもあるよ」と励ましたそうです。
これは九州の片田舎から上京して大学に学び、自力で経済界を泳いできた父の、それまでの人生を振り返った実感であったのでしょう。
その後、長い時間が過ぎて父は急逝し、事情があって私が子供を抱えて生活苦に喘いでいた時に、この貼り絵の作者である奥様が、その、父の言葉を今度は私に贈ってくださいました。
Kさんは、父の言葉に励まされて自暴自棄にならずにやってこれたと、喜んでおられたそうですが、私もまた、父に励まされたような気がして、苦しい生活を乗り越えることが出来ました。
その後ずっと、奥様との文通が続いています。
すっかりお年を召されましたが、趣味のちぎり絵を楽しんでいらっしゃる、素敵なおばぁちゃまです。
頂くお手紙にも、いつも周囲への感謝の言葉や、四季を愛でる言葉が書かれていて、私に「そよ風」を下さるのです。
「言霊」なんでしょうね(*^^*)
最近、子どもたちの言葉使いが問題になっています。
言葉に魂が宿っていることなど 実感できない
ようなんです。
子どもたちに想像力っていうものが欠けているようですね。
私も本当に気持ちよい「そよ風」を感じることが
できました。ありがとうございます。
言葉って不思議で、いつもいい事を想像してプラスの言葉で話していると、身の回りにいいことが起こるって思いません?
言葉も作品も豊かに表現出来るのでしょうね。
「葉鶏頭」の葉の一枚ずつが生き生きしています。
最近の京都新聞に、神津カンナさんが国語辞典に新しい発見があると書いて居ましたっけ。
{10歳の頃、三島氏に「どんな本を読んだらいい?」と尋ねたら、
三島氏の答えは「辞書」だった。辞書は引くものであって、
読むものではないと、生意気を言った私に三島氏は笑いながら言った。
「引かなくてもすむように、読むべきなんだよ」
彼女のお気にいりは「新潮現代国語辞典」で、用例に使われている文章のほとんどが、日本の文学作品で、これを
拾い読みしているだけでも楽しいのである。}
なるほど私も語彙が少なくて作句に四苦八苦するときがあります。
引かなくても済むようには中々到達しませんが、真似をして見ようと思いました。
成せばなる!俳句歳時記だって何分の一かは覚えられたんだもの・・・
そして活用して見ようと思いました。
片端から忘れそうですが、私も挑戦してみたいです。
パソコンを使うようになってから、変換が当てにならないし、結局いくつかのなかから自分で選ばなければならないので、字典が手放せず、パソコンの傍にいつも置いています。
いちいち引かなくても済むように・・・・ほんとにそうですね。
良いことをお書きくださって、ありがとうございました。
森のどんぐりさん、ありがとう♪
小さな勇気がむくむく湧いてくるような、
頑張ればやれるかも、
そう思えるような言葉ですね。
それにしても、この貼り絵、ステキですわ~。
この貼り絵、とても90歳の方の作品とは思えないでしょう?!
息子さんとの二人暮しなので、昼間はお一人なんでデイサービスで、老人介護施設にいかれるらしいのですが、そこでミニミニ個展をして頂かれたそうです。
こういう老人になりたいなあと、いつも憧れているんです!
父の言葉も、海を越えてLoveさんの所までリレーできてうれしい!!