今日は洋楽じゃなくて邦楽をご紹介させていただきます。
ということで、今日のジャケ画は
PICK2HAND 「クサイキレ」。
彼らは千葉出身のバンドで、02年にメジャーデビュー。
この盤は01年に自主制作した盤です。
哀愁と破壊的な衝動とが織り交ざり、歌詞もグッと心に染みます。
ワタシ的には名盤だと思ってます☆彡
が!ついさきほど、
先月解散してしまったことを知ったのです~~(T∀T)
思えば彼らを知ったのは、99年頃のこと。
ワタシの友達バンドのイベントに
彼らが出演したことがキッカケでした。
その頃の彼らは、まだまだ駆け出しのバンドでしたが、
UK的な翳りのあるサウンドと、
ギターの効果音的なキュイーンっといった音を巧みに使い、
とても日本の若い子のバンドとは思えないほど、
叙情的で情景的な雰囲気と世界観を持っていました。
それ以降、彼らがデビューする02年まで、
頻繁にライブに足を運びました。
00年頃のライブでは、
お客さんがワタシと友達、そして他の3人組の
計5人くらいしか居なかったこともありましたが、
他のバンドを目当てに来るお客さんも会話を止めて聴き入るほど、
惹き込むチカラを持ったステージを繰り広げてました。
徐々にお客さんも増えつつあった頃にデビューが決まり、
メジャーデビュー後の新曲を何曲か聴いたとき、
今までの彼らのサウンドとは少々違ったモノを感じてしまったので、
それ以降、ライブからは遠ざかってしまったのでした(汗)
自主制作されたCDは彼らの立ち上げたレーベルから出されました。
音風レコードというのですが、まさに風が吹き抜けるような
澄み切った爽快感と、繊細かつ時折見せる激情的なサウンドが
とても魅力的で、メジャーに行っても
このような方向性のサウンドだったら絶対売れるハズだと思ってました。
メジャーから出された曲はインディーズ時代よりも
さらにハードっぽくなってしまったのがワタシ的には残念なのですが、
若い人がやってるバンドとは思えないほどシッカリとしたサウンドでした。
解散が悔やまれてなりません(T∀T)
メジャーになってからは曲調が明るくてそこらのバンドと変わらなくなり、歌詞も聴いていて恥ずかしくなる様なものになりました。
おっしゃる通り、インディーズの頃の雰囲気を貫けば最近流行のネガティブなバンドと肩を並べられたかもしれないと残念に思います。
やっぱそう思った!?( ̄∀ ̄)
彼らのHPには「クサ イキレ」って書いてあったんだw
なんでスペース入れるのよ、と思ってたけど間違えやすいもんねw
それにしても初期のインディーズ時代から応援してたバンドが突然解散って寂しいでつ!(・_・;)
『臭い布』だと思っていたのはオレだけではあるまいw