昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

モーガン

2009-04-24 10:07:55 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、Morgen(同タイトル作品)。


NY出身の69年作品です。

このムンクの叫びジャケ、インパクト大ですよね~!

音のほうはというと、ギンギンなファズギターと
ボコボコいいまくりのドラムが印象的な
ヘヴィサイケという感じですが
このアングラ感、どこかヴェルヴェッツと
共通するように思えます。

また、2曲目「Of Dreams」では
ボーカルが女の子っぽい声になるのですが
やっぱり女性ボーカルを迎えて録音したのでしょうかねぇ…

全く解説がないので分からないんですけれど
どう聴いても私の耳には女性ボーカルのように聞こえます…
どこか小悪魔っぽい印象のキュートなボーカルです。

曲のほうはヴェルヴェッツのようなアングラ感と
どこか醒めたようなポップ感が漂い、
乾いた感じのNYパンクの要素が見え隠れするような感じ。
個人的にはかなりお気に入りな曲でした。

5曲目「Purple」ではヘヴィーでありながらも
グルーヴィーなサウンドになってます。
ひずみまくったギターフレーズとソロパート、
そしてボコボコなドラムが印象的でカッコイイ曲です。

アングラ感漂う、妖しくヘヴィな1枚でした。



ボウ・ストリート・ランナーズ

2009-04-17 10:11:54 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
Bow Street Runners(同名作品)。


米ノース・カロライナ州出身バンドの
70年発表作品です。

ジャケはそんなに派手ではありませんが
気だるくサイケなところが個人的にはツボでした♪
チープなオルガンと気だるいハーモニーがツボ…(^^ゞ

ポップでサイケな曲もあれば
気だるい感じのハーモニー曲もあるし、
ブルース系の渋くてハードな曲もあるという感じです。

1曲目「Electric Star」では出だしが
女性ボーカルの優しげなハーモニーなんですが
途中、叫び声と妖しげなギターが入り
サイケ感をかもし出してます。

女性ボーカルの曲は、4曲目の
「Leaving Grit America」もそうなんですが
コチラのほうは物憂げな感じのハーモニー。
なんか個人的にツボでしたw
リラックスタイムに聴くと
良い感じにチカラが抜けてきます♪

2曲目「Watch」ではポップなんですが
なにやらチープな空気も漂ってます。
なにがそう感じさせるんだろう。
(やっぱオルガンか!?)

他の曲ではブルースをベースとしたハードめな曲とか
ソウルなハーモニーが印象的なファンキーな曲とか
ジャズっぽい感じの変則的なリズムを多用した
プログレっぽい曲など、
いろんなカラーの曲がありました。

多彩な音楽性が楽しめる1枚です。



ゴールデン・ドーン

2009-04-10 10:30:41 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
The Golden Dawn 「Power Plant」


68年発表作品です。

先日、13thをUPしたのでコチラもUP(^^ゞ

このバンドのCDは以前から持ってはいたんだけど
詳細が書いてないのでぜんぜん分からなかったんですが
私がいつも利用している音楽ポータルサイトの
マイスペースに、彼らのページが登場してるのを発見!
これでようやくこのバンドの詳しいことが分かりました。

というのも、何年か前にこのバンド名でネット検索したときは
情報があまりヒットせず、
タロットのサイトとかがヒットしたしりして
このバンドのことは分からないままだったんですよね(^^ゞ

それが今や、マイスペースにまで彼らの専用ページが
登場するなんて、ネットの目覚しい進化に
かなり感動です☆

で、マイスペースのバンド詳細には
このバンドのボーカル、ジョージ・キニーは
13thのロッキー・エリクソンと
高校時代にバンド友達だった、、、
というようなことが書いてありました。

しかもこの作品は67年の中ごろにはもう仕上がってたのに
発売をしばしの間、見送られてしまったそうで。
13thの「イースター・エヴリウェア」の発売後に
彼らのこの作品を出すことになってしまったのだそうです。


いや~、ずっと分からなくて
そのままスルーしまくってたことが
ようやく分かったのでスッキリしました♪


とまぁ、前置きが長くなりましたが
本作は毒々しい花のジャケの通り、
インパクト大なガレージサウンドが満載!

しょっぱな1曲目からしてインパクト大!
キラキラした金属音のSEが
実に印象的に使われてます。

存在感ある1枚です。

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●マイスペースの彼らのページです(視聴あり)
コチラをクリック



13thフロア・エレベーター「イースター・エブリウェア」

2009-04-03 10:17:32 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
13th Floor Elevators 「Easter Everywhere」


2ndとなる67年発表作品です。

前作と同様に妖しげなエレクトリックジャグの
トゥクトゥクトゥク…という音が
終始鳴り響いている怪作というか快作です(^^ゞ

1stでは初期衝動的な勢いあるガレージナンバーなど
インパクト強いナンバーが目白押しでしたが
今作ではインパクトのある曲は少ないながらも
音楽的な飛躍が感じられるようになりました。

ブルースっぽいルージーなナンバーや
味わい深い曲が多くなりました。
また、クレイジーなガレージナンバーもやってますが
前作よりは少し大人しい感じがします。

そんな感じで前作からは少し変化がありましたが
そのバックには相変わらずのトゥクトゥク音が♪

こんな味わい深い曲にまで
トゥクトゥク音を入れるなんて…!と思ってしまいますが(笑)、
やっぱりエレクトリックジャグの音は欠かせないですね(^^ゞ

私の持ってるこのCDは音質が良くなってるようで
トゥクトゥク音がけっこうクリアに聴こえるんですよ…
それも女性の含み笑いのように…!(^^ゞ

薄ら寒さを覚えながらも(爆)、
やっぱりこのトゥクトゥク音は欠かせない!と
改めて納得しちゃったりしてます(^^ゞ

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ちなみに1stのほうのリマスター盤も入手してみました。


今まで持ってたのは90年代初頭のCDだったので
ぜんぜん音圧なくてトゥクトゥク音も
遠くで鳴ってるような感じだったんですよ。
ウッスラとしか聴こえなかったんです。

で、今回入手したリマスター盤は2003年盤ですが
90年代初頭盤よりかはトゥク音が
よく聞こえるようになってましたが
まだまだ小さいような気がします…

もっとこの2ndのように耳障りなくらいに(爆)、
トゥク音が鳴り響いてほしいのに…

ちなみにこのリマスター盤、ボートラが付いていて
キンクスの「ユー・リアリー・ガット・ミー」の
カバーが収録されてました!

この曲のカバーをやってるっていうのを
以前、他の人のブログで見たことあったので
ようやくこのカバーが聴けて嬉しかったです♪

こんな曲にも無理矢理トゥクトゥク音を入れるところが
「さすが!13th!」という感じですね^^