昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

Lollipop Shoppe - Just Colour

2011-09-27 10:11:19 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Lollipop Shoppe - Just Colour


米オレゴン州ポートランド出身バンド、
68年発表作品です。

彼らは元々このバンド名ではなく
The Weedsという名で活動していたそうで
The Seedsのマネージャーに見出されてデビュー、
しかも当時トレンドだったバブルガムポップ的な名前の
「ロリポップ・ショップ」に改名させられての
デビューだったそうです。

そんな作品ですが
これがまたシーズのマネージャーが目をつけただけあって
危険なくらいにアシッドでヘロヘロしたガレージなんですよ。
バンドの中心人物でボーカルのFred Coleが
激情系ボーカルで良い味だしてます。
ヘロヘロしてるのに凶暴さも持ち合わせているという感じ。
そのフリークアウトさはスカイ・サクソンや
ロッキー・エリクソンらと並ぶほど…!

このフレッドは現在も現役で活動しているそうで
英語ウィキによると、87年に立ち上げた
Dead Moonというガレージパンクバンドを
つい最近の2006年まで続けていたようです。
長きに渡ってアングラシーンで活動してるなんて凄い…!


It's Only A Reflection



You Must Be A Witch




The Patron Saints - Fohhoh Bohob

2011-09-24 09:59:02 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
The Patron Saints - Fohhoh Bohob


ニューヨークで活動していたバンドの
自主制作盤、69年作品です。

このイラストジャケを見ると
ガレージバンドなのかと思いますけど
アシッドフォークバンドです。

歌もヘロヘロ、シンプルなバンド演奏もヘロヘロ、
どこか足元おぼつかない感じでフリークアウト気味。
そんなプリミティヴな雰囲気が魅力的だったりします。

また音が全体的に篭もりがちなところも
これまた良い感じに味わい深かったりします。

曲によってはラグタイム調の曲もありますけど
だいたいはアシッドフォーク。
そのいずれもヘロヘロな歌&演奏で
そのテのものが好きな人には
堪らない脱力系サウンドとなってます。
もちろん私は大好きな音でした(笑)


Flower



White Light




ゴーレム「オリオン・アウェイクス」

2011-09-20 10:21:47 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Golem - Orion Awakes


ジャーマン・プログレサイケ、
73年、自主制作作品です。

この作品は全編インストなんですが
コズミックで暗黒なプログレサイケなので
インストが苦手な私でも
途中で飽きることなく聴けてます。
…というか、飽きないと云うよりも
身を委ねきって聴いていると云ったほうのが
正しい描写かな?(爆)


ハモンドオルガン、メロトロン、
ヘヴィーなワウギター、
ファズギターによるトレモロ奏法などで
インプロビゼーションを展開。

めくるめくコズミックなサイケワールドに
どっぷり浸かれる作品です。


Orion Awakes




ジャーマン・オーク(70s アシッドサイケ)

2011-09-17 09:48:09 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
German Oak - s/t


ドイツのグループ、72年自主制作盤。
アシッドサイケの怪作、全編インストナンバー。
当時は200枚程度しかプレスされず、
原盤は激レアなのだそうです。

この作品はコンセプト作品なんだそうで
第二次世界大戦時代のドイツ兵の恐怖や苦悩などを描いた
コンセプト作品なのだそうです。

しかも録音場所はなんと!
第二次世界大戦時代の防空壕なんだとか…!
そんなわけで音が篭もっていてエコーがかかってます。
風呂場のようなフワ~っとしたエコーなんですよ。
ゾクゾクするほどの危険に満ち満ちてます!

オドロオドロしい雰囲気で繰り広げられるジャムセッション。
防空壕に響き渡るエコーが不気味!
カルトすぎるドラッギーサイケ。
デンジャラスな重たい空気に包まれた1枚です。


Raid Over Dusseldorf




Chris Harwood - Nice To Meet Miss Christine

2011-09-13 10:21:23 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは、
Chris Harwood
- Nice To Meet Miss Christine



英国女性シンガーの70年発表、唯一作。

これは私の大好きなミュージシャンの一人、
ファイア/ストローブスのデイヴ・ランバートが
曲提供している作品というので知りました。

ラン様(爆)は、ファイア時代にこの作品に参加、
曲提供だけでなくギターでも参加してます♪

このクリス・ハーウッドは無名のシンガーだったようですが
バックの面々が凄いんですよ。
クリムゾンのイアン・マクドナルドがサックス、
イエスのピーター・バンクスがギター、
スペンサーDグループのピート・ヨークがドラム、

あとは私の知らないアーティストですが(爆)、
RIFF RUFFのTommy Eyerがキーボード、
Roger Suttonがベースでサポートしています。

そんな本作ですが曲のほうは
歌ものジャズロックがちょっぴり多く、
他にはアシッドフォーク、
ノリの良いロックンロールなど色々やってます。

クリスの柔らかで芯のしっかりした
しなやかなボーカルがなかなかの存在感を放ってます。

英国らしいちょっぴり翳りのある曲では
フルートが飛び交ったり
エレピの音色が幻想的だったり
プログレ的な面もあったり。

ファイアの曲もカバーしてますが
アルバム「マジック・シューメイカー」から
「Flies Like A Bird」を、
初期編集盤「Underground and Overhead」からは
「Mama」をカバーしてます。
このカバーは本作では1曲目と最後の曲になります。
ファイアの曲で始まって終わるというのが
ファイア・ファンの私としてはついニヤリとしてしまいますね。


Question of Time



Flies Like A Bird