昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

【10/14】PEZBAND Live in Japan 2013!!

2013-10-17 22:35:41 | ◆LIVE!
70s USパワーポップバンド、ぺズバンドの
まさかまさかの来日ライブ!

ハイ、私も行ってきましたよ~♪
京都の老舗ライブハウス・拾得(じっとく)へ…(^^ゞ

しかも最前列でかぶりつき!(^^ゞ


70年代の頃の彼らは4人体制のバンドだったけど
現在は3人体制に。

今回、ドラムのMICK RAINさん急病のため
元OFF BROADWAY USAのKEN HARCKさんが参加。

彼はバッドフィンガーの79年作品、
「Airwaves」にも参加しているドラマーなのだそう…!




メインボーカルのほうは
主にギターのMimi Betinisさんでしたが
曲によってはベースのJohn Pazdanさんがメインだったり…♪





曲のほうは1st,2ndからの曲が中心でした。

息つく間も無いほど
パワーポップの名曲が次から次へと演奏され、
テンション高いライブで楽しかった~!

2ndのリイシューCDのボートラに収録されてる、
70年代当時のライブ音源では
ヤードバーズなんかもやってたので
なにげに期待してたんですけど、
やっぱこの日もやってくれました!

Stroll On」を!

彼らはバンド結成時の70年代初頭の頃は
ヤードバーズなどをカバーしていたそう。

なのでこうして目の前で聴けてホントに嬉しい!

しかもヤードバーズは私的に大大大好きなバンド!
なのでホントに嬉しかった…!(感涙



お客さんのほうも意外と若い世代の人たちが多くてビックリ!
でも彼らの曲は永遠のパワーポップサウンドですもんね…♪
そんなことも含めて嬉しく思ったライブでした。

今回こうして目の前でライブが見れて幸せ♪
日本に来てくれてどうもありがとうございます!

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そしてこの日のオープニングアクトは
京都のパワーポップバンド、The Mayflowersでした~♪





このバンドはベースの里山さんが中心となって
京都を拠点に活動するバンド。

全曲英語詞のパワーポップサウンド!

最初彼らを知ったのはユーチューブだったんですけど
外国のバンドかと思ってしまったほどでした…!

なかなか東京のほうでライブが見れないので
ペズバンドと競演することだし京都まで見に行っちゃいました






ギターはモッドなアシッドジャズ・バンド、
レ・カプチーノのトミーさんです♪




ちょっぴりカントリーテイストだったり
ギターポップ的な曲もあったり♪

今回のライブはメイフラワーズとしても
結成10周年となる記念的ライブだったそうです…!

そんな記念的ライブを
またしても最前列の目の前で見れて幸せ~

楽しく盛り上がったライブでした!
どうもありがとう~!

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そしてライブ終了後は
ペズバンドとメイフラワーズが競演!

その場で急遽「これをやろう!」と決まったそうでw、
曲のほうはビートルズの「ツイスト&シャウト」でした~!








「ア~!ア~~!」のコーラスの瞬間を激写

楽しいセッションでした!!

ペズバンド、メイフラワーズ、どうもありがとう~~!


Sessions!!


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【The Collectors (60s カナダ・サイケ】

2013-10-13 19:18:55 | 60sジャケ絵日記
今日はこちらのバンド。

カナダのサイケバンド、The Collectorsです。


彼らはUSガレージ/サイケのエレクトリック・プルーンズ
3rdアルバムに覆面的にレコーディング参加!

その作品ではアシッドな教会のミサ音楽なサウンドをやってました…!


そんな彼らの1stがこちら。

The Collectors - s/t



どうです~?美しいジャケですね♪

こちらは1968年発表の1st、プロデューサーは
プルーンズと同じくデヴィッド・ハッシンジャーです。

そんなこともあってなのか、
プルーンズ3rdで覆面参加したときのミサっぽい感じが
この1stでも見え隠れしているような…。

アシッ度高めで荘厳…!
これがまた陶酔できて私的には良かったりするんですよね(笑)

一番最後に収録の曲「What Love(Suite)」は
19分以上もの大曲…!
(What Love動画→リンク

サイケ末期プログレ前夜な雰囲気に満ちた
アシッ度高めのダウナーサイケでウットリです…☆

また、翳りのあるサイケフォークロックもやってるんだけど
メランコリックでとても素敵なんですよね~

こちらに動画を置いておきます…♪


Lydia Purple


She (Will-O-The-Wind)


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そして彼らの2ndがこちら。

The Collectors - Grass and Wild Strawberries



69年発表の2nd、プロデューサーは
またまたデヴィッド・ハッシンジャーさんです。

こちらの作品のほうでは
グっとロック寄りになった曲が多くなった感じですね。
でも前作のようなダウナーサイケもやってますが…(^^ゞ

ダウナーサイケのほうは前作よりも
コーラスワークがしっかりしてきて
ロックオペラっぽい感じが見え隠れ。

この2ndの直前にプルーンズの3rd制作に急遽呼ばれて
覆面参加することになり、教会のミサ音楽を取り入れた
ダウナーサイケを録音したんですが
その延長線にあるようなダウナーサイケ曲ですね(^^ゞ
(当ブログのプルーンズ3rd記事→リンク


一方、ロック寄りな曲はステッペンウルフ的な感じかも!?
シスコサウンドといわれたら「あっそうなんだ~」と
軽~く信じてしまいそうな感じのサウンドですかね(^^ゞ

っていうか、プルーンズの最終作(5th)、も
ステッペン的なサイケロックだったような…
しかもハッシンジャーさんプロデュースで!(笑)

まぁ、良しとしましょうか~~(^^ゞ

他の曲ではコーラスワークが美しい
サイケフォークロックなんかもやってたり…♪

当時のあらゆるサイケを良いとこ採りしてるような
1粒で何度も美味しい的・1枚になってるかも♪

1stと共にサイケの名盤として愛聴してマス♪


Grass and Wild Strawberries


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【The Electric Prunes (60s USガレージ/サイケ】

2013-10-02 21:52:18 | 60sジャケ絵日記
今回はこちらのバンド!

60年代米国のガレージ&サイケを代表するバンドのひとつ、
The Electric Prunesの全5作品を一挙お送りします♪

祝!来日決定!ということで当ブログでも
ささやかながらお祝い投稿です(^^ゞ


ウィキペディアによると彼らプルーンズは1965年にLAで結成。
66年にデビューする前までは頻繁にメンバー交代され、
一時期、あのケニー・ロギンスも在籍していたのだとか…!


そしてバンドはプロデューサー、David Hassingerと出会い、
セッションを重ねてシングル曲や1stアルバムを録音。


その1stアルバムがこちら。
 ↓
The Electric Prunes - s/t



67年4月発表の1stです。

私の持ってるCD再発盤はタイトルが違って、
I Had Too Much To Dream(Last Night)」となってます。

このタイトルはこの盤に収録されてる曲で2ndシングル曲。

このシングル「I Had Too Much to Dream (Last Night)」は
全米11位全英49位となる大ヒット!
(→動画

後の時代のガレージコンピ、ナゲッツやペブルスにも収録♪

イントロの超トレモロのギター音が印象的な曲ですね♪
最初聴いたときはこのトレモロが虫の羽音みたいで驚きました…!


そして本作収録の3rdシングル、
Get Me to the World on Time」も全米27位、全英42位となるヒット!
(→動画


でもアルバム自体は全米100位圏外だったようで
あまり売れなかったようですね…(^^ゞ

でもこの1stではガレージロック、サイケロックだけでなく
映画音楽みたいなポピュラーミュージックみたいな曲もやってて
なかなか意欲作で楽しいんですよね。


Are You Loving Me More



Luvin'


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そして2ndがこちら。

The Electric Prunes - Underground



67年8月発表の2ndです。

プロデューサーは1stと同じくデヴィッド・ハッシンジャー。

前作よりも更にサイケ度増したガレージロックで
私的には大好きなアルバム♪

でもこの中からのシングルはチャート圏外だったようです…
ウィキペディアに最高位が書いてないので…(滝汗)

「Dr Do-Good」も「The Great Banana Hoax」も
カッコ良いガレージ&サイケなんですけどね…
どうして~?という感じですが…(^^ゞ
(→The Great Banana Hoax:動画


しかもこのアルバム自体、チャート100位圏外だったようで
オリジナル盤はレアなのだそうで…

10年ほど前にもサイケのレア盤特集記事、
レココレ・サイケ号にも載ってましたね♪


ちなみに「The Great Banana Hoax」の「Banana」は
その当時バナナの皮に幻覚作用があるかもという都市伝説が出回り、
バナナジン」と呼ばれたそうで、
そのことをこの曲で取り上げたようです。

タイトルを直訳すると「バナナのいたずら」…(^^ゞ


Hideaway



I Happen to Love You


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そして3rdがこちら。

The Electric Prunes - Mass in F Minor



68年1月発表の3rdです。

この作品からプロデューサーが二人に。
今までのデヴィッド・ハッシンジャーに加えてもう一人、
デヴィッド・アクセルロッド(David Axelrod)が携わることに。

二人のデヴィッドさんですね(^^ゞ

でも…
アクセルロッドが殆ど主導的に製作。
曲も全部アクセルロッドの書いた曲ばかり…

彼のアイデアでこれまでのバンドのイメージとはかけ離れた、
教会で流れるようなミサ音楽+サイケな作品に…!


そんなのプルーンズのメンバーも嫌だったことでしょう。
だからなのか、製作途中でなんとメンバー総入れ替え

しかも別モノのバンドがプルーンズとして演奏&録音するといった、
バンドにとっては非常事態&異常現象…(笑)

その別モノのバンドというのは、
カナダのサイケバンド、ザ・コレクターズ


再発レーベル、Morelloの解説によると、
1曲目~3曲目はオリジナル・プルーンズが録音、
4曲目~6曲目がコレクターズ+セッション奏者の録音なのだそう…。。

なるほど、聞き比べてみると、違いが分かるのが楽しいです♪


1曲目~3曲目はガレージロックとミサ音楽の合体という怪作w、
4曲目~6曲目はダウナーなコーラスが印象的で
ジメ~っとしたアシッ度感が一気にアップ!

でもオリジナルプルーンズのことを思うとなんだか切ないですね(汗)

ロックの歴史の中でも怪作な部類に間違いなく入る作品でしょう(^^ゞ


オリジナルプルーンズの演奏曲
  ↓
Kyrie Eleison(映画「イージーライダー」挿入歌)



カナダのコレクターズ演奏曲
  ↓
Sanctus


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そしてお次がこちら。

The Electric Prunes - Release of An Oath



68年11月発表の4thです。

こちらのプロデューサーは前作と同じく
二人のデヴィッドさんの連名になってるようですが、
前作より更にアクセルロッドさんが爆走!(笑)

曲作りもアレンジも全部アクセルロッドによるもので
独裁的な主導によって作られた作品なのだそう…(^^ゞ

そんなこんなでサウンドのほうも前作と同じくミサ音楽。

前作よりも更に荘厳さが加わったような感じがします。。
重厚でシンフォニックな美しい作品ですね。。

B面曲のほうがロック寄りで聴きやすいかも。
でもミサ音楽なんですけどね(笑)

バンドメンバーはまたまた総入れ替え(^^ゞ
演奏者は全員セッションミュージシャンなのだそう…

でも!
ボーカルのみ、オリジナルメンバーなのだとか。
ウィキペディアにはそう書いてありました。

よくよく聴いてみたら、なるほど、、
オリジナルボーカルのジェームズっぽい声してるかも!?(^^ゞ

でも正直なハナシ、聴いてもよく分からないですね~(爆)
それだけガレージ&サイケ時代とは全く違ったサウンドってことで…

でも私的には嫌いじゃないサウンドです(笑)


The Adoration


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さて長くなりましたが最後はこちら。

The Electric Prunes - Just Good Old Rock and Roll



69年6月発表の5thです。

プロデューサーは、1stからずっと携わっている
デヴィッド・ハッシンジャーさん。

…もう独裁的なアクセルロッドさんは居ないみたいです(笑)

そしてメンバーはまたまた総入れ替え!(爆)
一体どれだけ入れ替えれば気が済むんでしょう?(^^ゞ

曲のほうは新メンバー全員がそれぞれ書いてます。
曲を書けるミュージシャンを集めたのでしょうね…?

サウンドのほうは前作までのミサ音楽ではなくなりました!(笑)

意外にも土くさいロックな作品に…!

オルガンが印象的なサイケ感ほんのりのロックアルバム!

なにげにステッペンウルフっぽい感じが見え隠れ(^^ゞ
でも楽しく聴ける作品ですね~

ていうか、全くプルーンズとは関係ない編成&作品ですね(笑)
名前だけ使われちゃってなんだか切ない…

でも大ヒットシングルを出してしまったが為に、、
というやつなんでしょうか。

ていうか、ハッシンジャーさんもアクセルロッドが居なくなって
ようやくノビノビとプロデュースできると思った感が
そこかしこに感じられるかもしれない作品ですね(コラー!w)

大らかでゴキゲンなロックアルバムですね♪


Sell


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